マグネチックループアンテナの調整
ノイズブリッジを製作してからQSYしてのチューンで各バンドで若干のSWRの調整不良が
感じられて再度給電部を作り直しました。ファラデーシールド型の給電ループは調整が
面倒で適当なところで我慢していました。今回は簡単な方法でバランを使い小さいループは
5DSFAの同軸ケーブルで輪にするだけですので、調整が簡単だろうと思い
アミドンのFT114−61と言うトロイダルコアにRG188A/Uいうテフロン同軸を巻いて
バランを作りマッチングボックスのなかに組みこんだ簡単なものです。
同軸を8〜10回だだ巻いただけでも良いのですが、それでは面白くないので
クロスオーバー型で巻いてみました。資料ではどちらも電気的な性能に違いはないとの
ことです。
給電ループの結合で微妙にSWRは
変化するので、すっきりとした配置に
するのが良いようです。
さらにボックスを前後に動うごかして
結合度を変え最良点をさがしました。
どちらのバランでも変わりはない様ですが、SWRを下げるには苦労があります。
すでに十分に下がっていますが(進行波100Wに対して反射波は3W)ですが、さらに
調整しようとやってみましたが、14mhzでは良いが21mhzでは上ってしまうとか
どのバンドもSWRを下げようとするがバランスがむつかしい、簡単と思っていたが
やはり根気が必要です。でもファラデーシールド型から比べると調整は楽です。