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[魔法少女リ リカルなのは The MOVIE 1st] レイジングハート


「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」の高町なのはの武器、レイジングハート。

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」は「魔法少女リリカルなのは」の劇場版。TV版1期をリメイクして2009年公開予定(のはず)。武器(デバイス)やコスチュームのデザインが変更されていますが、ストーリーはおおむね変更はなさそうです。

TV版とは先端部の付け根から伸びた白いカートリッジ状のパーツと後端部分が大きく違うところ。シンプルだったTV版に比べ少々複雑なデザインになっています。

寸法 
  全長:約 130cm 全幅:約 37cm
  重量:約0.9kg
 
材料
 
ポイント1
ポイント2
ポイント3




材料
バルサ材 バルサ材は木材の1種。
標準的には60cm×8cmのサイズで2mm〜1cmくらいまでの厚さのものがホームセンターや模型屋さんで売られています。
5mm以下であればカッターナイフでも簡単に加工できるほど柔らかく、木材でもかなり軽いものです。
スタイロフォーム 建物の断熱材に使用される発砲スチロール系の素材。ミラーボードより柔らかいが普通のよりは堅い。比較的安価なのもうれしい。
パイプ ABS樹脂製のパイプ20mmと27mmのものを使用。
プラ板&プラ棒&
プラ球
タミヤのプラ板。0.2mm〜1.7mmまで白と透明のものがあります。今回は1.0mmと0.4mm、0.2mmのものを使用。
プラ棒は2mm、3mm、5mmの棒で、丸、三角、四角、パイプがあります。他社のプラ棒にはもっと細かい直径のものがあります。
プラ球は東急ハンズにて購入。サイズの種類はあまりなくたまたまちょうどいいサイズがあった。ちなみにあきアクリル製はパイプ同様結構高価。
ポリカー ボネイト 透明で薄手の樹脂素材。ラジコンのボディーなどにも使われていて、半球やパイプ状の素材がホームセンターなどで売られています。
堅い素材ではなく結構べこべこ凹んだりします。
フォルモ 磁器に使われる石粘土(フィギュアの制作にも使われているようです)。
乾燥すれば結構軽い素材でヤスリでも簡単に削れます。
パテ 模型用のポリエステルパテ(ポリパテ)を使用。硬化時間が短いので使い勝手がいいです。
私がよく使っているのは「モリモリ」という盛り上げられるタイプ。
接着剤 ゴム系ボンド、エポキシ系ボンド、瞬間接着剤を使用。主に100均ショップにて購入。
今回表面処理用に100g 1000円のを1.5個分無駄使いしました。
塗料 模型用のラッカー系塗料とアクリル塗料(黄色)を使用。表面保護にはラッカーの物を主に使用しています。
塗装はエアーブラシと筆で行いました。
最近、金属色系のメタルカラーというタイプが出回ってます。磨くと金属っぽくなるとのことで、こすれたりすると色が全然変わるので始末に困る。
プラサフ プライマー+サーフェイサーの略。塗装のための下地材。
今まではスプレー缶の物を使用していましたが、使用量を考えると馬鹿にならない金額になるので今回は缶で買ってエアーブラシで吹き付けました。
ポリ キャップ ポリキャップは25年くらい前からガンダムなどのメカ物のプラモデルの関節に使われている素材。
ゴムのような素材で筒状になっていて、その穴にプラ棒を差し込むことで回せる関節になります。他にも筒状に棒の出ているものを使うとさらに複雑に動く関節 になります。
現在はガレージキットにも使うようで模型屋さんなどで売られています。



CHECK POINT!
先端部分の球体、レイジングハートの本体部分です。
素材はプラの球体で、固定用の穴を開け内側をクリアレッドで塗装しています。
5mmのプラ棒で先端部と接続してあり、エポキシボンドを盛って固定しています。
エポキシボンドは大体硬化に15分かかるため、しばらく手でもって位置を微調整し、程良く硬化したところで紙テープを先端部に渡して何とか固定しました。
先端部の幅より球体の幅の方が広いため、横に置くと接続部がしなってちょっと怖い(苦笑)。


先端部分です。
材質はスタイロフォームをベースにフォルモで覆い成型しています。フォルモは乾燥すればカッターやヤスリで簡単に削れ、整えた後水を含ませたティッシュなどで表面を拭いてやるとなめらかになります。
ただし、塗装時のマスキングでテープを貼ると表面がはがれてしまうのが難点。
今回はそれを回避するために表面にプラサフをしっかり塗布することで塗装膜を作りました(このときもまたヤスリで成型するので手間がかかったが・・・)。
フォルモは以前から自分のコス用の小道具作りに使っていましたが、ここのところ平面だけで構成された作品が多かったので使っていませんでしたが造形には結構便利な素材です。
ちなみにバルディッシュの鎌の部分も同じ作りです。

後端部のモールドです、見えにくいけど。
表面の出っ張りやへこみの模様のことをモールドと言いますが、出っ張りは形に切り抜いたプラ板を貼り付け、へこみについては切り抜いたプラ板を貼り付けると簡単に作れます。深くするなら何枚か重ねればOK。
局面は薄いプラ板を重ねて貼り付けた後、微調整すればきれいになります。


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