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王家の谷
王家の谷

ここに来ない訳には行きませんね。
ここはハプシェプト神殿の山を越えて裏(?)にあります。
残念ながら、このときはカメラを墓の中に持ち込むのはダメでした。
各墓の入り口にはおじさんがいて、チケットをモギりながら、「No photo」と言われてしまいます。
ビデオももちろんダメ。

許可されている時期もあるそうですが、まあ、テレビや本でも見れるので、肉眼で見れるということで。

例によって、近くまではバスで行き、バスを降りると、例の変なトロッコの様な乗り物に乗って入り口まで。
沿道にはお土産もの屋さんが軒を連ね、怪しげな物を売りつけによってきます。
まずパピルスは偽物とか。


入り口の警備のところで、ビデオカメラを預けないと行けないんですよね。
間違って、誰か持っていかないか、心配でした。

まずは、中へ。
一面は岩と砂。意外とあっけない、本当に何にもない殺風景なところです。

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ところどころにこのような墓の入り口があります。
これは、王家の谷の一番手前にある、ラムセス4世の墓。
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ラムセス2世が有名ですが、2世の墓は天井が崩れそうなので公開されてない、とガイドさんが言っていたような。
入ったのは、確か、セプタハ、タウセルト・セトナクト、ラムセス6世、あとはトトメス3世だったか、アメンホテプ2世か・・・
あまりの晴天と気温で、茫然自失。今となっては、記憶も定かではない・・・メモっとけば良かった。


散々いろいろ回りましたが、やはり、ツタンカーメンの墓でしょう。
他の墓はさすがに、回廊が長く、壁面には壁画がビッチリ描かれていたりしますが、ツタンカーメンの墓は奥が浅い。
入ってすぐ、厨子のあった大きな部屋にたどり着きます。
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とりあえず、入り口の説明書きの前で、撮影です。
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こうなっているようです。まあ、わかりませんよね、
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中の撮影ができませんでしたが。このあと、カイロ博物館でこの中にあった埋蔵物を見ますが、よくこんな狭い通路からこんな物を・・・と感心します。


これだけで、この日の午前中かかりました。とても時間が足りません。
昼食はナイル川の東側にわたり、ホテルのレストランで。
ホテルの川岸から、王家の谷を撮ってみました。

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カルナック神殿
カルナック神殿

カルナック神殿もルクソール神殿も、ルクソールの市内にあります。

街の真ん中で、やはり近くにはお土産物屋さんんがあったりして、ちょうど京都や奈良の寺院のような佇まいです。
こちらの方が、遥かに年季が入ってますが。
思っていたより崩壊が激しく、2000年前の地震でかなり崩れてしまったそうです。
メムノンの神殿も、アレキサンドリアにあったというファロスの灯台も崩れたというので、いかにすごい地震だったか。
それよりも、実にもったいない。残っていれば、さぞかし荘厳な姿だったろうに。


ここが有名やカルナック神殿の石柱回廊の入り口。
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石柱回廊の手前に、太陽神ラーの部屋があります。
兎のような頭をしているのがラーでその後は奥さんと子供のレリーフがきれいに残っています。

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石柱回廊のなかです。
これは圧巻です。紀元前に作られた物とは思えない見事な作りです。
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これも有名な大きなスカラベ。カエルのように見えますが、フンコロガシです。
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いい構図でしたので、オベリスクを撮ってみました。
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カルナック神殿の見物はこの回廊に付きます。
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窓らしき物が見えますが、上層階があった名残だそうです。
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