ツェルマット編T/ゴルナーグラード    他の写真→  ゴルナーグラード  リッフェルゼー
   
   ラウターブルンネルからインターラーケンオスト、シュピーツ、ブリークを経由して、4時間強でツェルマットに到着しました。
   ブリークから赤い登山電車(氷河特急)に乗りローヌ川に沿って走り、次のフィスプから奥深いマッター谷に入って行く。
   深い谷だけあって、ガレた所、深い渓谷、岩の露出した所をクネクネと傾斜が緩くなってようやくツェルマットです。
   ツェルマットの駅は思っていた以上に大きく賑やかであった。村の様子など後日掲載します。

   ホテルは、轟々と雪解け水を集めているマッターフィスプ川沿い、部屋は2階のマッターホルン・ビューで朝夕に
   バルコニーから眺められる絶好ポイントで他のホテルの宿泊客が、前の道路に眺めにやって来ていました。
   宿泊先は、Hotel Parnass(パルナス)でオーナーは、多分フランス系の心優しい美人のマダムでした。
   朝食はバイキング、夕食は日替わりの5品で日本人に合うディナーで毎日が愉しみでした。

   さて、良く晴れた第1日の展望ハイキングコースは、ゴルナーグラートと逆さマッターホルンが見えるリッフェルゼーです。
   ツェルマットから標高差1500mの北アルプスより高い標高3130mまで約40分の鉄道の旅は、
   上高地から奥穂高岳まで座って行って、更に標高差1500mの万年雪の山を見るような感じです。

   
ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅に着くと吃驚仰天!ここは日本の観光地かと間違うほど98%日本人ばかりです。
   乗り込んだ車内を見渡すと日本人以外は数人で多くは、この時間帯を避けているようだ。
   
前の座席に座った新婚さんの話から日帰りの団体ツアーが一斉に乗り込む時間帯とかち合ってしまったようです。
   大量輸送のできる登山鉄道で短時間で広大なパノラマが見えるので、団体ツアーには必須のお奨めコースのようだ。

 ツェルマット周辺地図

  左図は、
   © 2005 SWITZERLAND TOURISM

 大体、左の黒線の登山鉄道、
 ロープウェイに乗り、展望
 ハイキングと言うより、散歩を
 しました。
 こちらは、スキーが盛んなので
 これらの交通機関が発達して、
 山の上まで最高3883mまで
 連れてってくれます。
 その代わり、費用がかかります。

        
小さい写真はクリックすると別窓で拡大します
 ツェルマットのホテルに到着し、7時から夕食をしていたら
 空が晴れて来て、ツェルマットのシンボルである
 マッターホルンがクッキリと見えてきた。
 夕食後、2階の部屋のバルコニーから夕映えと
 アーベントロートに赤く染まるマッターホルンを
 心置きなく撮影できました。
  次の朝、雲ひとつ無い青空にマッターホルンがすくっと
  立ち上がっていたのが、部屋のバルコニーから見えた。
  ランチの材料と飲み物をザックに入れると出発です。
  どんな光景が待っているかワクワクしてくる。
 
 駅を過ぎると登山電車は、カラマツの林の中をひた走り、
 視界が遮られていたが、高度が高くなると林も薄くなり、
 カラマツの間にマッターホルンが見えてくると歓声が起こる。
 
 やがて、林から抜けるとマッターホルンが、名前の通り
 「台地の角」のように一人青空に突き刺さるように
 聳え立っていた。
  傾斜が緩くなった草付きの尾根筋になると展望が開け、
  右側にブライトホルンの大きな山容が目の前に見え、
  日本語の車内アナウンスが間もなく終点を告げる。  

  終点のゴルナーグラート駅から展望台までの道は、
  満員電車から降りた観光客で一杯だ。
  おまけに有名な山岳ホテルが工事中とあって、
  雰囲気も悪く少々落ち着かない。
南東 南西 西
北アルプスより高い標高3130mのゴルナーグラード展望台から東から西までの180度の大展望です
万年雪の山と大きな氷河が10本も間近く見えるのは圧巻です

上の左の拡大写真 双耳峰のモンテローザ左とリスカム右とこれを取り囲む氷河のパノラマ

ゴルナーグラードからの眺めは何と言っても東から南側のこれでしょう モンテローザからクラインマッターホルンまでの大パノラマ

上の写真をクリックするごとに山と氷河の名前が表示/非表示されます

  展望台から北東方向にひと際高いドーム4545mと
    ミシャベル山群の山々が見渡せる。

  しばらく展望台に居ると団体ツアーが帰り、
  雑踏も消え周りはほとんど外国人だけになり、
  日帰りで無いので満腹するまで山々を見渡しました。
西側の展望です ホルンと名の付く4000mの鋭鋒が天高く見られる

上の写真をクリックするごとに山の名前が表示/非表示されます


ツェルマット編T/ゴルナーグラード    
他の写真→  ゴルナーグラード  リッフェルゼー

次回をおたのしみに!!!