アクセス | 大阪府大阪市/大阪メトロ心斎橋駅徒歩2分 |
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ロケーションのタイプ | 商業施設内ゲームセンター |
台数 | 常設100台以上!/最新機種LCD台中心尚且つドットマトリクス台、アルファニューメ台、旧IC台も有り/差し替え、新機種入荷盛ん |
調整 | 優良 |
設定 | 基本1プレイ100円だが50円、10円などのサービス台も有り /エキストラ設定標準/スペシャル設定標準/リプレイ設定標準だがブースト設定有り/ティルト設定厳しめ/マッチナンバー設定は標準/ハイスコアアウォード有り/音量は適量 |
営業時間 | 午前11時〜午後8時/休みはBigStep休館日に準ずる |
その他付加サービス | 大会有/オリジナルグッズ有 |
その他ルール | 入場無料/館内全面禁煙/飲食・飲酒・喫煙しながらのプレイ禁止 |
●前回に引き続き、大阪心斎橋《THE SILVER BALL PLANET》設置機種を矢継ぎ早に畳みかけレビュー! のべつ幕なし!まだまだ台数があるのでどんどんこなしましょう。1機種1年遊べば100年遊べるよ。 |
当てて楽しいドロップターゲット!落とせ落とせ! |
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【落としにくさ】★★★☆☆ |
【打ち易さ】★★★☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★☆☆ |
【初心者オススメ】★★★☆☆ |
◆年季の入ったピンボールを10円で思い切り遊べる幸せを噛みしめよう! 球をぶつけてパシッと引っ込むドロップターゲットを当てて当てて当てまくれ! 3か所あるドロップ列それぞれ全部倒しても高得点があるけど、サイクル点灯して逃げまわってる矢印を全部やっつけるともっといいことがあるぞ。 左右オービット狙い打ちでトップレーン完成もマスターするとなお良し。球も意外と落ち易くないよ! ●内容は'78年ウィリアムスの衝撃作「フラッシュ」を踏襲したような安易なゲーム性のようで、実は複雑な紆余曲折を経て世に出た機種。 過去に「ウィザード!」の大ヒットも手掛けたグレッグ・ミックが'78年に立案したもので、左右対称フィールドデザイン且つモーター稼働の盤面出没変幻ターゲットが中央にあった。しかしテスト段階でモーターが火を噴き、商品化が頓挫する。 そこへウィリアムスから移籍してきたクロード・フェルナンデスに企画が渡り、この「スケートボール」が彼のバリーピンボール第1作目となった。 因みに彼は「ブラックナイト」でのバイレベル路線を嫌っており、尚且つ倍の給料を出すというバリー社の誘いに乗ったのだった。 |
コツは盤面下回転盤ターゲットに10Xを点けるコト |
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【落としにくさ】★☆☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★☆☆ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆これもピンボールがエレクトロメカニカル機序からIC化されたばかりの頃の機種。ヴァリューが記された回転盤の一部が小窓から見えているのでコレを狙うべし!トップレーン完成してからだと一挙10倍。さらにボーナス倍額やエキストラボールが掛かる☆マークもおいしい。 ルールは面白いけど[トップレーンA-B-C完成]と[ドロップターゲット全退治]は初心者には難しいかな。 ●落ち易いけど10円解放台なのでガンガンやっちゃおう。 尚、1978年当時は映画のゲーム化もピンボール化も、奇跡的な快挙。実はピンボールメーカー最大手ゴットリーブ社は創始者を亡くし、二代目社長も引退間近で跡目に困り、コロンビア映画社に会社を売ってしまった。だがそのおかげで「未知との遭遇」だの「チャーリーズエンジェル」だの「超人ハルク」だの、版権ピンボールラインナップが充実。 しかしその後コロンビア映画の大コケが続いてピンボール部門まで大変なことになっちゃうんだけど、それはまた別のお話。 |
3部所のターゲット、3つのホールが鍵 |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★☆☆☆☆ |
◆点滅ターゲットをやっつけると、ホール3か所に緑色のロックライトが点滅。そこへ入れればボールロック完了。3箇所ともロックすると、『10…9…8…7…6…5……』とカウントダウン、0でマルチボール突入! ただ経年劣化的にレストアしきれぬフリッパーコイルの摩耗等がかなり辛く、上級者も苦戦。10円でもおすすめできない。でも当時はフィーチャーもサウンドもクールで大人気、17000台以上売れたんだよ。 ●ピンボールのヴィンテージ機種は故障の少ない'70年代製品の方が永く稼働しており、かように寿命が短いICピンボール黎明期の'80年代初頭の台の稼働数は日本でとても少ない。触れられるだけでもとても貴重な経験だ。コンディションは辛いが、1980年当時独特のサウンドがSBPの階段に響き渡って感無量である。 デザイナーは時代の寵児且つピンボール産業の救世主でもあるスティーヴ・リッチー。 |
知られざるインベーダーブーム直前の大ブレイク |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★☆☆ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆100円4プレイのサービス台。役の完成でストロボフラッシュの演出や、2重不協和音“きゅい〜〜〜ん、んにぃい〜〜、ぴよぉ〜〜〜”などという先鋭なバックグラウンドサウンド等、当時はとても斬新な機種であった。 ただし今やってみるとヌルくて退屈だろうか。マシンの老朽化も含めて楽しもう。 ●アタリのピンボール部門閉鎖により移籍してきたスティーヴ・リッチーによるウィリアムスピンボール第1作目。何と19000台以上売れた。スペースインベーダーブームと衝突したが、ゲーム場が急激に増えた時期だったため、むしろ日本でも大量にみかけることができた。 ただ盤面の老朽化が辛い!似たゲーム性でいうと「スケートボール」の方が状態が良くてオススメかな。 |
ボールロック完了&ブラストオフで宇宙へ出発 |
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【落としにくさ】★★★★★ |
【打ち易さ】★★★☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★★ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★★★★ |
◆ボールを1個ロック、もう1個ロック、そしてランプレーンを登りきると、わーっと生起するマルチボールイベントがドラマチックだった一作。機械音のようなハーモニーの様なアルペジオの様な、酩酊的な音楽も独特。上級者にとっては簡単過ぎるが入門作としては十分適している。 ただ激安プレイ台だけあってこれもフリッパーコイルの摩耗が激しい。レストア直後だったらかなり楽しめるのだけど。 ●'80年代前半に斜陽していたピンボール産業が再び気勢を上げ始めるトバ口となった機種。バリー・オースラー、ジョー・カミンコウ、マーク・スプレンガー、ユージーン・ジャーヴィス、ラリー・ディマー、スティーヴ・リッチー等々。スタッフ連判は今見るとびっくりするほど錚々たる鬼才と巧者ばかりが名を連ねている。シャトルのミニチュアを飾るセンスといい音楽といいランプレーンを活用したゲーム性といい、前時代のピンボールより一挙にあか抜けたデザイン。売れて当然だろう。 |
3ボール目リーチのマルチボールにかけろ! |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★★★☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★☆ |
【ゲーム完成度】★★★☆☆ |
【初心者オススメ】★★★★★ |
◆3ボール目、BGMが変わって奥のトップホールがフラッシュし始めたら逃すまじ。狙い打ち,放り込み成功でカーアクションアニメと共にマルチボール突入!マルチ中はランプレーンで最低でも一千万のジャックポット獲得のチャンス。JP再点灯やダブルJP、クアドラプルJPの方法もあるので探索してみよう。 突然凶悪犯がディスプレイで銃を構えるので、フリッパーを捌く隙を見てシューターガンで倒すと高得点。コテンパンにやっつければ落としても悔いなし!? ●『役を組み立ててボールロックの段階を踏んでマルチボールに行くのではなく、下手糞でもマルチに行けるようにしたせいでゲーム性が崩壊している』 『雑なドットアニメーションの垂れ流しは苦痛でしかない』 と、当時マニアから総スカンをくらった台。 確かにマルチボールへの段階が進む本来のドロップターゲットの意味が希薄となった上にランプレーンも活躍不足。せっかく盛沢山ののUZIヴァリューも、最高額5000万の1-2-3スタントシーンも、マルチボールの喧しさの後ろに隠れてしまったのは惜しい。 それでも近年、このとっつき易さと隠れた奥行きは再評価されつつあるようだ。データイーストピンボール初の1万台セールス突破作品。 |
西部劇とポーカーと蒸気船とガンマンと |
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【落としにくさ】★★★☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★☆☆☆☆ |
【ゲーム完成度】★★☆☆☆ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆狙い目は右ランプレーンと左オービット。ボール3個ロックでマルチボール開始だが、プランジャーを緩く打ってスキルショットを成功させれば更なる有利な展開が待っている。 他ドロップターゲットヒット是非が勝負となるプレイングポーカー、チップ5枚獲得でデカい勝負が始まるチップフィーチャーなどもあるが、空気が素朴な割にルールが難解になってしまった。 ●映画もいざ公開されてみたらつまらなかったし、ピンボールのゲーム性も決定打に欠けてしまった機種。 ただ、西部劇にサルーンにポーカーにガンマンに蒸気船。'60〜'70年代往年のピンボールらしいテーマ性が詰まっていて雰囲気は良い。 データイーストピンボールがセガに買い上げられた後の第1作目。フリッパーの質が一層下がり、故障も増えた。 |
Column●10円でプレイ出来るのはその台が安いからではない―――“普通、触らせて貰えませんよ”
《SILVER BALL PLANET》でプレイできる低料金サービス台として、10円機種が3台、50円機種が2台、100円2プレイ機種が4台、100円4プレイ機種が2台設置されています。さぁみんなもプレイしよう! |
ドレーヴェンと巨大怪獣から街を救え! |
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【落としにくさ】★☆☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆4頭いる怪獣とのバトルは本当に難しいので、マルチボールの中でも一番キャッチーな[トラックビルダーマルチボール]に挑もう。 左上虎柄1枚ドロップターゲットを打ち破って奥のホールにボールロック!マルチボール最中はジャックポット点滅がわんさか瞬く上、ダブルJP、スーパーJPのチャンスも。 そうそう、各ボール開始時のプランジャーは思いっきり打ち出すのではなく、加減してそ〜っと打ってシューターレーン@、A、Bに丁度届かせるといいことがあるぞ。 ●楽しくも愛らしいテーマ性に反して難しいのなんの。アウトレーンの落ち易さと各レーンの狙いにくさは上級者もへこむ。 但し盛沢山のマルチボールと良く出来たレーン構成とギミックにより、ゲームの完成度は上製。既存素材だがストップモーションアニメの演出も素晴らしい。 メーカーは21世紀ピンボールメーカーとして4番手の名乗りを上げたアメリカンピンボール社。デザイナーは過去にセガピンボール社やジャージージャック社を支えてきたジョー・バルサー。立ち上げに難航していたアメリカンピンボールのラボとファクトリーが軌道に乗ったのを見届け、ホットウィールのデザインチーフの仕事を最後に同社を去った。 |
災害とサイバーテロ犯をスマホで追跡だ |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★☆☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★☆ |
【ゲーム完成度】★★★★★ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆狙い目はスマホたもとのスクープホールと左端オービット、そして盤面手前で左右にスライドして邪魔をする電力供給会社の作業着おじさん型ターゲット。 マルチボール=サイバーテロ犯とのバトル、ミニゲーム=主人公の友達が各地域で助けを求める災害救援……という作劇も面白いし、8枚あるSIMカードを集めると最終決戦というストーリー性もダイナミック。 尚、バックボックスにレンズがあって、プレイヤーは常に顔画像が抜かれている。ゲーム中にもハイスコアにもしっかり画像が使われるというゴキゲンな趣向あり。 ●これも相当上級者向け。初回マルチボールはさくっと始まるものの、災害イベントのクリア工程がデフォルトでも極めて難しく設えてある。日本国内の低電圧の問題もあってランプレーンショットやオービットショットに苦戦を強いられるが、ルールセットは珠玉の仕上がりである。 デザイナーのパット・ローラーが2008年の「CSI:化学捜査班」以来9年ぶりにピンボール産業に復帰。しかも「トワイライトゾーン」や「ロードショー」に十分比肩するピンボールを久々に放ってくれたので、ファンは随喜の涙を流した。 |
映画5作を複雑に交錯させて盛り込んだ難解作 |
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【落としにくさ】★☆☆☆☆ |
【打ち易さ】★☆☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★☆☆☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★☆☆☆☆ |
◆ワイドサイズ筐体に5作分のフィーチャーがぎっしり!主体マルチボールも5つあって、主軸となる各ポイントも5か所にくばされている。 最も簡単なのは、映画3作目ワールドエンド・マルチボールが始まる左上部の渦潮ランプレーン。アローライト点滅を全部やっつければリーチ!このマルチさえ1つ始めれば他のマルチも連鎖爆発するラッキーも期待できるぞ。 JJPピンボールの懸案である低電圧フリッパーに関しては、どうにか許せるストレングスだが、やはり打ちにくい。 ●あれ?パイカリのピンボールならスターン製2006年版のマスターピースが既にあったよな?とピンボーラーは小首をもたげたが、新たなJJP版も十二分に納得の出来なので歓待された。 ジャージージャック社長ジャック・グァルニエリは販売代理店時代に扱った2006年スターン版への思い入れが強く、自分もこの映画のピンボールをどうしても世に送りたい!という衝動が抑えられず、再ピンボール化立案となった。 因みに本機種にもプレイヤーのご面相レンズ撮影機能アリ。 |
マフィア抗争がフィールド各所同時進行で勃発だ |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★☆☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★☆☆☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆映画ゴッドファーザーのピンボール化というだけでもうビックリ。スタート時にファミリー選択を迫られて戸惑うが、初心者はマルチボールやボールセーヴが有利なのを選ぶと良い。 プランジャーを思い切り打ち出すより、そ〜っと弱めに打ち出すと、意外なところに流れ落ちて戦況が有利になる施し有り。 マルチボールも豊富にくばせてあるし、時間制ミニゲーム[ジョブ]も大量に用意されているが、啓蒙が不親切で難解なゲームになってしまった。 ●ジャージージャック社ピンボール国内稼働の懸案ごとであるフリッパーストレングスの弱さはマシな方。それでもまだ切れ味が悪いので、際どいボールが拾いにくい。 LCD映像もアートも豪華、音楽もオーケストラを雇ってレコーディングしたというから驚き。 |
鄙びた隣接ビデオゲーム版よりこっちやってよね |
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【落としにくさ】★★★☆☆ |
【打ち易さ】★★★☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★☆ |
【ゲーム完成度】★★★★★ |
【初心者オススメ】★★★☆☆ |
◆狙い目は中央奥でシールドに守られた回転ディスク!直接ヒットでシールドを降ろさせてディスクを何度もブーストさせ、沸点を越えればマルチボール開始。ジャックポット、スーパージャックポットも全部同じ場所なので明快だ。 あれこれイベントが始まる右下手前のスクープホールも重要。棚ぼたが豊富なミステリー、2種類の重要なマルチボールが潜んでいる。 ●当時映画の方はあまり話題にならなかったが、そのアートやテーマ性、SF世界観が大変魅力的で、ライセンシングの意味合いは余りあるほどだろう。 9種あるフィーチャーを履修すると試練に突入できるプレウィザードが強烈で、9種の内クリアしてある分は高額清算されるが、単位を落としままだった役はシングルボール勝負で回収義務を負わされる……というただならぬ緊張感が壮絶。 マリオピンボールのデザイナー ジョン・ノリスは「トロン」を近年ピンボールの最高作と絶賛しているし、筆者も傑作と目している。 |
キャノンランチャー機種の最終形態がコレだ |
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【落としにくさ】★☆☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★☆☆☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★★ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆狙い目は右ランプレーン経由のスウィングキャノン。この大砲に球が込められたら対称方角の5枚バンクターゲットの点滅箇所を狙ってスマートボタンで狙い打ち。 初心者の曲選択はトップレーンが要衝となる[ホールロッタロージー]かバンパーが主軸となる[ユーショックミーオールナイトロング]がおすすめ。 ●滅茶苦茶売れた機種。2018年までかけてヴァージョンは全部で9種類出た。セールス台数は非公表だが全部合わせると2010年代では間違いなく売り上げ1位の機種だろう。 アロー点滅箇所ショットでジャックポット額をコツコツ積み立て、キャノン有効にしてから更に鐘をついて2X3Xの倍率をかけ、制限時間に心を乱されずにドカンと当てれば、数千万、ヘタすると一挙億越え!でも落とせばいっぺんにゼロに戻る……という鬼の様にシヴィアなルールが熱すぎる。 3種のマルチボールとソングセレクトの組み合わせで毎回展開がガラッと変わるという千変万化なフィーチャー構造も素晴らしい。プレイヤーの下腹直撃のハードロックサウンドも堪えられない。傑作! |
ウルヴァリン&マグニートマルチが戦略の鍵 |
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【落としにくさ】★★★☆☆ |
【打ち易さ】★☆☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★★☆☆ |
◆打つべきはやっぱウルヴァリン!“あと〇回打てばウルヴァリンマルチボール突入”とディスプレイ掲示があるので分かり易い。 尚ウルヴァリンの2ボールマルチは赤アローがジャックポットだが、“緩い点滅”ではなく“はやる点滅箇所”を打つこと。さもないとスーパーJPがいつまで経っても点かないぞ。 磁石でボールぶん回し演出が迫力のマグニート4ボールマルチも強力だが、自力で4個ロックしなければならないのが初心者泣かせ。プランジャーをそ〜っと打ってサイドフリッパーたもとに落としてボールロックコースを開拓したり、ミステリーでインスタントロックを期待する……等々、色々作戦を考えよう。 ●始め易い2ボールマルチのお陰で初め簡単に感じるが、実は恐ろしく骨太で難しい台。X−メン登場キャラ8人全員役割を持たせたレーン構成がキツキツで、狙い打ちが難航。しかも盤面のギミックに凝り過ぎて段差が数多く生じ、正確な狙い打ちを阻んでいる。 しかしその理不尽さに翻弄されるのもピンボールの楽しみの一つ。8人のX−メンをコレクト及び7組のヴィランを倒す……というフィーチャー構成は極上の出来。 えっヴィラン達が倒せない?[セイバートゥース]はウルヴァリン2マルチと、[センチネル]はマグニート4マルチと併発させて臨めば比較的難しくないよ。 |
3種のマルチと骨太デッドフィーチャーが痺れる |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★☆☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆SBP設置台固有の問題がひとつあって。 ……日本の夏の余りの暑さと湿気に負け、なんと盤面が凸状に歪んでしまった! ―――という訳で、ボールは左右アウトレーンへぬる〜っと誘導されるのでご承知おきを。 但しゲームは面白い!井戸にハマったデブゾンビを打って2マルチ始めるもよし、プリズン狙って全箇所点灯アローライトやっつける困難を乗り越えてメインのマルチボールで稼ぐも良し。 本当は中部左端3枚バンクドロップターゲットが一番の攻略の鍵。これを全部倒すとシングルボールの高額時間制イベントがリーチになるのだ。その中でも左オービットに光るBARNモードがオススメ。集中力と精神力を針の先程に研ぎ澄ませて連続ショットを決めれば数千万稼ぎ出すのも可能! ●ウォーキングデッドは著名コンテンツだが、かなり理不尽で難解なマシンに。しかしゲームの完成度は上製で、その年のベスト1なのは勿論、2010年代最高作の呼び声も高い。特に5種あるデッドフィーチャーの難しさが痺れる!赤茶色と死体色ばかりというカラーリングのお陰もあって、筐体は独特の雰囲気。 |
完成度は高いがデザイナーの意地悪さが表出 |
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【落としにくさ】★☆☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★☆ |
【ゲーム完成度】★★★★★ |
【初心者オススメ】★☆☆☆☆ |
◆オービットもランプレーンもショットが決まると気持ち良い構造だし、キャプティヴボールやスクープにも色々起きるイベントが用意されていて楽しいのだが、センターの広さとアウトレーンの落ち易さはもはや絶望的。初級者はおろか中級者にいたっても手も足も出ないのではないか。 スーパースキルショットの戦略が重要だが難し過ぎて人に勧められない。ボールロックが偶然点くことを祈り、ランプレーンでマルチボールが始まってくれることを祈るばかり。 ●センターが絶望的に広い!リターンレーンのボールガイドもか細くて、球威が強い跳ね返りだとあっさり飛び越える薄情さ。加えるにTILT判定も峻厳で、上級者でも歯が立たない!SBPで最も冷酷非道の1台だが、ミニゲーム配分を3軸に分けたフィーチャー配分、音楽、サウンドは素晴らしい。 現在引退状態のジョン・トルデオーは「マスタング」「レッスルマニア」などノーヴィスへの配慮なんて見向きもせず、且つマニアを懲らしめるような挑戦的な機種を作り続けたが、本作で極まった感あり。これで球が標準的な落ち易さで尚且つ御しやすい内容にすれば、必ずや名作になったはずでは? |
全5曲Goldディスク獲得を目指せ! |
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【落としにくさ】★☆☆☆☆ |
【打ち易さ】★☆☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆目指すは[All My Loving]のマルチボール!通常たどり着くのは大変だが、3ボール目で特別に誰でも選択出来るようになっている。尚ジャックポットが点くのは左右オービットだ。 各曲でGoldディスクを獲得するにはセールスLevelを[5]まであげること。尚選択した曲によってレベルを上げられる箇所は異なる。ドロップターゲットだったりバンパーだったりスピナーだったり。どの曲も手ごわいぞ。 ●なんちゅー難しさにしたんだスターンピンボールは!?最終ウィザードの[タックスマン]マルチボールには私でさえ数えるほどしかゆけてないぞ。でもオールマイラヴィングマルチボールは初心者でも十分偶発出来るし、旧態ピンボールらしい面影を残すならこれぐらい理不尽な内容なのは適切かもね。 尚、ビートルズの肖像及び各ソングの許諾は、やはり値段の折衝が何より大変だった。費用はピンボール史上最高額の7桁突破となったそうだ。 |
フランケン狙い打ちでマルチボールに急ごう |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★★★☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★★☆☆ |
◆すぐに始められるマルチボールは[ハーマンマルチボール]で、フランケンパパにボールを捕まえてもらい、そのボールを打ち落とせばマルチボール開始。 グランパの実験室、怪獣スポット君のクリアが難しくて毎回1ボール犠牲になるが、後はランプレーンで始まる[レーヴェンマルチボール]をこなせば、ウィザード[モンスターマッドネス]に行けるかもしれないぞ! ●球は落ち易いもののフィーチャーがよく整理されており、Hermanマルチボールも平易なので初心者にオススメしたいところだが、フィールド倍率キープに追われ続けるゲーム性や、SpotやGranpaでは時間切れまでいかに必死に持ちこたえるか―――というシヴィアな内容は、流石に腕が無いと厳しい。 テーマの元ネタであるTV番組「マンスターズ」はノスタルジック且つチャーミングだけど、豊富なリメイクに恵まれたアダムスファミリーと違って後進の世代はみな知らない。そこも残念。 |
あの'80年代ブラックナイト旋風が今ここに甦る! |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★★★☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★★★☆☆ |
◆目指すはスリーナイトチャレンジマルチボール!黒騎士の盾が上ったらその隙に奥へボールロックだ。同箇所のポケットはミステリーやエキストラボール、はたまた5頭いるモンスターとのバトルも掛かるので見逃すなかれ。 尚モールディングバーのスマートボタンは[マグナセーヴ]効用有り。右アウトレーンでボールを安全に捕縛してくれるぞ。えっ球威が速過ぎて間に合わず黒騎士に毎回笑われる?ソレこそブラックナイトの世界だ。 ●この機種の理不尽さもピンボールならでは!中央の黒騎士のフレールやボディや盾を狙い打ちしてバトルリーチへ進みたいのだが、直球で狙うと球が暴れて即アウトレーン行き。でも直情径行的で楽しい台だ。 ブラックナイトと言えばウィリアムスのバイレベルフィールドの伝説作だが、SBP入荷機種は廉価版であるProバージョンで、バイレベル及びその実働ロック装置が省かれてしまっている。本当に残念。でも十分面白い。 |
可愛い楽しい面白い、だけど難あり |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★☆☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★★★ |
【ゲーム完成度】★★★★★ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆スタート時、タートルズ4人のうち誰を選ぶ? 初心者は、紫の亀ドナテロ一択だ。いきなり右ランプレーンが[タートルパワー]マルチボールリーチ状態で始まるので圧倒的に有利だろう。 もうひとつ面白いマルチボールがあって、左ランプレーン右隣りのポケットはピザ屋という設定。3個ロックで[ピザパーラー]マルチボールへ突入だ。亀たちがピザを平らげながらFoot達をぶち倒すデモも最高。 尚バトルモードもピザ屋のポケットに点く。左右ランプレーン1回ずつ通せばバトルリーチだ。 ●アウトレーンのボールセーヴを付けておきたければオレンジの亀ミケランジェロを、バトルモードで稼ぎたければラファエロを選択。水色のレオナルドは非推奨。 左アウトレーン対策としては、バンパー地帯から球が降りてくる時点で既に危ない。上級者は揺らし技の縦ナッジ+横ナッジで死のコースから脱出をはかっている。 いやそれより問題は左ランプレーンのあげにくさ。スピニングディスクの段差のせいで正確に狙っても通らないのだ。対策としては左フリッパーからバックハンドで狙うべきなのだが、フリッパーコンディションに依存する技なので確実ではない。傑作だが極めて難易度高し! |
プログレッシヴロックバンド初のピンボール化! |
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【落としにくさ】★★★☆☆ |
【打ち易さ】★★★☆☆ |
【ルール分かり易さ】★☆☆☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★★ |
【初心者オススメ】★★☆☆☆ |
◆狙い目は上部中央リングの[タイムマシン]。ショット4回成功でタイムマシンマルチボール開始。最も楽しいのは1975年到着時に始まる[FlyByNight]マルチボール。満月いっぱいの月夜をフクロウと一緒に滑空、最高の気分。 もうひとつの主流のマルチボール[FarCry]もゾクゾクする程面白いんだけど、あのボールロックは初心者には難しい!うまい打ち方があるので公式動画などで研究して貰いたい。 レコード盤クリア+タイムマシンで始まるソングモードは時間制限無し。不合格でも十分稼げるので、“はい失敗〜♪やりなおしー!ドーン”とか出ても気にせんでヨシ。でもソングモード6曲全部クリアでウィザード行きたいよね〜?じゃ頑張るしかないね。 ●ボール開始時、フラットモードの選曲を迫られるんだけど困るよね〜プログレってドロドロした曲調多いし……。但し戦況に影響はないので直感でどれを選んでもOK。 尚、スターン公式サイトでアカウントを作り、エプロン部分右端読み取りにQRコードかざしてログインすれば、自己記録を保存できるだけでなく、なんとウィザード到達者だけに与えられる特別BGMも選べたりするのが面白い。特製アニメーションデモにも感激。 |
ピンボールが原点回帰し過ぎるとこうなる |
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【落としにくさ】★☆☆☆☆ |
【打ち易さ】★☆☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★☆☆ |
【初心者オススメ】★☆☆☆☆ |
◆各ボール打ち出し時に200点ヴァリューの1本トップレーンへの誘いがあるが非常に難しい。素直に4本組のトップレーンの方へ放り込もう。尚4本トップレーンはバンパーヴァリューや星形ロールオーバーヴァリューと連動している。 このゲームで最も稼げる瞬間は、キックアウトホールに200pts.が点灯している時。ここに入れるとバンパー4個の現ヴァリューもまとめて入ってくれる高額ポイントだ。 ●ショートフリッパー、ガラス製バックグラス、リールドラム点数表示バックボックス等々、1950年代後半のピンボールスタイルを意識したデザイン。同フィールドの姉妹機種も存在するが、プライマスに限って言うとなんと100台しか製造されていない稀覯作。好事家向けだがゲーム性はきちんと作ってある。 尚よく見るとエプロン部分左手前にちっちゃなモノクロ液晶ディスプレイがあってハイスコアネーム入力や表示もちゃんとできるぞ。 |
猛スピードボールフローコンボについてこれるか |
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【落としにくさ】★★☆☆☆ |
【打ち易さ】★★☆☆☆ |
【ルール分かり易さ】★★★☆☆ |
【ゲーム完成度】★★★★☆ |
【初心者オススメ】★☆☆☆☆ |
◆マルチボールは各所にくばせてあるが、なかなか開始させるのは難しい。しかしスピーディー且つ意表を突くボールフローは抜群に楽しいので、連続ショットで役をあれこれ進めよう。 狙い目は左下ランプレーン。ロードトリップで全米各地でライヴをしながら平和を取り戻す作劇とアニメがご機嫌! ●SBP設置台固有の問題発生!ボールロック,ボールキャプチャー機能が稼働していない。 ―――なんと、ファクトリー検品をすりぬけた、修理不可能の不良品!ストレンジャーシングスのテレキネシスマグナロックといい今回と言い、スターン社のケアの悪さ、管理の粗さは相変わらず。 但しアンボクシング直後の状態で言うと、他社の機種は標準的にもっとヒドイそうだ。 尚ゲームは抜群に面白い。ロック機能がダメになっててもマルチボールやボールヒットはちゃんと出来るので、難しさにめげず、じっくり楽しんで欲しい。 |
Column●知ってお得なBigStepトイレ情報 ビッグステップのお手洗いは入場者が多い割に、いつも清掃が行き届いていて本当に有難いですよ!お掃除担当の方々には毎日毎日感謝に堪えません。“アメリカ村”なんだからチップ払いたいくらいですよね! |
【所在地】 | 〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1−6−14 心斎橋BIG-Step3F THE SILVER BALL PLANET |
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【営業時間】 | 午前11時〜午後8時 |
【tel】 | 06-6258-5000(代表) |
【関連サイト】 | 心斎橋BIG-STEP公式/THE SILVER BALL PLANET公式 |
【備考】 | ― |
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