尾張旭市／長久手高校前

季節のキッチン

▲駐車場広〜い！でもそれならあの狭い店内面積をもう少し広く取って欲しかった気もする	▲こちら季節のキッチンのフルーツパフェバー。やはりティラミスが一番人気で回転が速い。なくなってもすぐ補充分を出してくれた
▲紅茶は10種ほど。紙包装されておらず、ガラス容器に詰められたＴパックをミニトングでつまんでカップに盛るのだ	▲パフェの作り方お手本マニュアルが教示。盛り方のコツ分かってないと味に結構差が出るのよね

― ＤＡＴＡ ―

企画名	フルーツパフェバー
メインメニュー	フルーツパフェ
ケーキのサイズ	―
お値段	924円
制限時間	なし
実施タイム	営業時間内
ドリンク	＋210円で飲み放題！
その他ルール	全席禁煙

※各項目のポイントは10点満点で審査。総合★取りは５つが満点。

― JUDGE & COMMENTS ―

味 （ずばり、おいしいかどうか）	[６]	【2017年１月追記】 　４年半ぶりにディナータイムに再訪したところ、お値段そのままでクオリティは何一つ落ちておらず、例によってティラミスをひたすらおかわりし続けて至福の時間を過ごした。 　今回はパスタ一品＋ドリンクバー＋パフェバーのＢセットをオーダーし、[小海老のほうれん草クリームフィットチーネ]を選択。生クリームにエビの出汁が出ており、ほうれん草の風合いを仄かに感じるもちもちフェットチーネも快調。 　ドリンクバーはコーヒーマシンが新機種にモデルチェンジ。淹れ立てドリップコーヒーやココアやラテも嗜める。 　時間制限なくたっぷり楽しめ、しめて公式クーポン使用により1,409円。中区のホテルレストランディナー並みの品揃えとお味の満足感を堪能しながら、その半額程度のコストパフォーマンス。立地の悪さを挽回してお釣りがくる良店だ。★をひとつ追加させて頂きたい。尚午後４時〜６時まではティータイムククローズとなったのでご留意。 　余談だが、季節のキッチン近場でこちらも評判の良い《そばいきんぐ尾張旭店》が、2016年12月末付で閉店していた。とても残念。 ●一時期中部地区でオープンラッシュに沸いた激安フランチャイズ加盟の叩き売り《太陽のカフェ》ＦＣって言やあ、そのオープン後の潰れっぷりも潮が引くようでいたたまれなかったけれど、一方で生き残り組はメニュー特化や独自性を打ち出し、こんにちに至るまで千客万来を呈している。 　店内で大胆にも自家栽培ハウスを設えてしまった徳重の《エコカフェクニヨシ》は、太カフェ独立店のちょっとしたフラッグシップだと思う。 　今回、尾張旭市と長久手市の端境にある《季節のキッチン》も、太カフェ独立成功組に入る。 　主婦ウケの良い健康食前菜ブッフェを夜のみならずランチタイムにも開放したり、２機種のコーヒーマシン＆ちょっとした紅茶バーも設えたフリードリンクをセットで付随させたり、さらに朝仕込みの自家製ティラミスがパフェバーで食べ放題！ときたもんだから、ずっと前から行ってみたくて気になっていたのだ。 　案の定、平日の午後１時半にもかかわらず込んでいる！入店すべく扉を開けたら、ドーッと賑やかな人いきれに「おぉっ」と入口で気圧されそうに。 　地元の主婦層客により殆ど満席で、どの席もおしゃべりテンション全開。うるさいけどとても活気が良く、なかなか心地よい騒がしさ。 　メニュー編成の基本的フォーマットは太陽のカフェスタイルを踏襲。パスタランチなどを１品オーダーし、フルーツパフェバーや前菜ビュッフェを自由にセットするスタイル。パフェバーでは勿論豆乳ソフトクリームマシン使い放題。 　デザートバー狙いの筆者は単品フルーツパフェバー924円＋セットドリンクバー210円、計1,134円。５％引きクーポン使用で1,077円。まずまずのお手頃感。 　で、早速１品１品パフェバー全種を制覇してきたのだけど、相変わらず豆乳ソフトは甘さ控えめで食べやすい。ほんのり後を引く大豆の香り。期待通りいつものお味。 　しかし一番の瞠目はやはりオリジナル[ティラミス]だろう。生クリームにボリューム感がある上、クリームチーズのお味もちゃんとする。なんといってもココアパウダーとスポンジがふわふわでフレッシュ。 　しかもこれが豆乳ソフトやチョコバナナなどと良く合うのだ。２巡目は“次は苺ティラミス♪今度は抹茶小豆ティラミス♪”などとティラミスを軸としたお代わりラッシュとなった。因みに補充が早いのも良かった。 　他においしいトッピングとしては、タピオカとナタデココヨーグルト。勿論いつもどおり小豆白玉も鉄板マスト。生苺が無い代わりに苺ピューレ＆苺ゼリーが常設。 　しかしブルーベリーとフランボワがなかったのが残念。 　難点は、駐車場スペースが豊富な割に店内が狭いこと。食べ放題店で通路やスペースが狭隘というのは解放感をそぐ。 　もっと問題なのは立地の悪さ。鉄道駅からは離れているのでバス停をチェックしたが、それでも最寄の名鉄バス停から徒歩５分以上の距離があった。どうやらその分駐車場の広さで集客を挽回しているようだ。 　そうそう、近辺、特に出来町通りは藤ヶ丘や四軒家からの車の流れをくんでいるだけあって、畑・畑・畑を挟みまくりながらもゲーセン、パチンコ店、ネットカフェなど、遊ぶトコが意外なくらい豊富。 　でも各お店が密集してるようなまばらなような。郊外ベッドタウン大通り特有の街並み。 　《サブウェイ》、《温野菜》、《がんこ炎》など飲食店も立ち並び、遊びに来たときは結構迷いそうだが、残念ながら《スキレットダイナー》、《高砂ベルシュ》はケーキバイキングを完全にやめてしまった……。
雰囲気 （入りやすい店か、落ち着いて食せるか）	[６]
リベラル感 （実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか）	[10]
接客 （説明など不親切でないか、感じは悪くないか）	[７]
立地 （場所は便利かどうか）	[４]
お得感 （質量共に料金以上の満足が得られるかどうか）	[８]
総合【★★★★−】フルーツパフェバーを設える店の中では十分薦めてよろしいお店。

当日の収穫！

▲豆乳ソフト（プレーン）	▲ティラミス	▲ティラミス＋豆乳ソフト＋バナナ＋チョコシロップ
▲豆乳ソフト＋小豆白玉＋抹茶ゼリー＋抹茶シロップ	▲豆乳ソフト＋タピオカ＋カットパイナップル（補充グラスがまだ熱くてソフトが速攻で溶けてしまった）	▲豆乳ソフト＋苺ピューレ＋苺ゼリー＋カットメロン
		……パフェバーはティラミスの存在が大きい。前菜ブッフェの評判もいいので次回はそちらも挑戦したいな。
▲豆乳ソフト＋コーヒーゼリー＋ナタデココフルーツヨーグルトサワー	▲豆乳ソフト＋コーンフレー２種＋カットオレンジ＋シロップみかん

― みちあんない ―

■名古屋市営地下鉄藤ヶ丘駅から出ている名鉄バス瀬戸駅前行きに乗車、[長久手高校前]で下車、徒歩５分。尚藤ヶ丘駅、はなみずき駅から徒歩到達は45分ほど。

▲こちらは参考写真の前菜ブッフェ。太カフェ他店では夜しかやらないけどココではお昼から大解放中	▲こ…この奇妙な入口外観はなんだろう。アメリカの古いレストランの写真でこういうの確かにありそうだけど

（取材日：2012年６月６日）