▲サマートロピカルがテーマだけあって、見た目も冷涼なゼリーが豊富。でもお味に新鮮な感動は無かったな | ▲ねらい目はこの辺なのよね。パティスリーのケーキそのまんま開放、みたいな一角。そこだけでお腹いっぱいになっても悔いは無し! |
▲青じそとか黒酢とか麦茶とかマンゴートマトとか、妙味のジュースが揃い踏み。味変にどうぞ | ▲カットフルーツのセッティングは鮮やかで素敵よ。メロンもおいしいし、グレープフルーツが全く酸っぱくなくて甘かった!スーパー98円の特売品とは違うのね |
企画名 | ディナースイーツブッフェ |
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メインメニュー | ケーキ |
ケーキのサイズ | 【中】 |
お値段 | 2,000円 |
制限時間 | 2時間 |
実施タイム | 午後5時半〜9時 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | 時間制限はことさら厳密でなし |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [7] |
●大阪日帰りで身も心も疲労困憊のMyバディを、どこのケーキ食べ放題ブッフェで癒そうかしら〜?と思ってたどり着いたのが《名古屋観光ホテル/ル・シュッド》。前回赴いた時のブッフェの質が相当酷くて足がしばらく遠のいていたので、久々の来訪とあいなった。 ルシュッド現在のデザートブッフェのフォーマットは“ディナースイーツブッフェ”。夕方5時半から9時まで、土日も平日も毎日開いている。飲み放題つきで2,000円。 公式サイトでは2時間制限となっていたが、実際には前口上で釘を刺したり、終了後に追い立てたりするような口やかましいことはないので慌てずごゆっくり。 因みに今回は“サマートロピカル”がテーマ。……が、実はいつものパティスリーケーキのショップ売り品が狙い目で、トロピカルを謳ったゼリーやシートものなど、期間テーマ品は雑魚なのは言わずもがな。 さくさく感想に行こっと。生クリームたっぷりの[シャンティフレーズ]、プリン本体より上層の迫力満点生クリーム&底辺のつゆだくカラメルの方が印象に残る[カスタードプリン]、中央に隠れたでっかいグラッセとお酒の効いたマロンクリームが濃密な[モンブラン]、かなりの濃厚ショコラなのにスッと口解けしてゆく上品さにアーモンドとピスタチオの食感が際立つ[オペラ]……などなど、印象的な逸品は全部パティスリーからのおこぼれ。 ディナータイムの実施に変わったためか、ショップの残りのご処分がしがらみ無く出される傾向が露顕。それが悪いのではなく、むしろボーナスタイム。ココのホテルのパティスリーケーキは酔うほどに濃く、食べ応えあり。 他に気に入ったのは[メイプルバナーヌ]。ホールごと出されたフルーツケーキなのだけど、中央にちょびっと乗ってるソテーしたバナナ果肉が強力。メイプルの香りもこうばしい。 [ココナッツパンナ]の表面にはクラッシュしたメロンゼリーが盛り盛り。メロン果肉やマンゴーまで入った贅沢なスイーツ。楽しいけど最終着地点がパンナコッタになってないような気も。 フルーツピザみたいなにぎやかな外観の[南国フルーツタルト]は、カスタードはもちろん、果物の酸味をたっぷりの甘〜いジュレで調整した、オモシロイ構成。 ……まぁそんなトコかしらん。中には、あたまかず揃えるべく安物できあい品にベリーと生クリームをあしらってうまく取り繕った品々もあるけど、ブッフェ経験値が高い海千山千の方なら大体判ると思うので、適当にスルーして黙殺しとこう。 あと相変わらずジェラートが独創的。[メロンシャーベット][青リンゴシャーベット]を頂いたが、やはりクリアな果汁テイストには唸る。他にも変り種ドリンクバーみたいなのがあって、青じそJ、ブルーベリー黒酢J、グレープフルーツJ、麦茶、マンゴートマトJ、など。ブッフェコーナーの縁で奇妙なカラフルさを放つ。 総評としては、三流品寄せ集めパフェバーのまねごとみたいな様相を呈していた前回より俄然良くなっており、料金相応に楽しめるブッフェになってて一安心。味だってヒルトンより断然こっちを押したいし、料金ジャスト二千円も、実はかなり抑えてくれていることが伺える。 ただ来客がとても乏しく、終始テーブル席は両手で数えられる程度の埋まり具合。私がワンピースだけ手をつけてそれきりのフレーズが、ブッフェ終了で残りのホール全部かたづけられる光景は、なんとも寂しかった。美味しかったのにな。 余談だが、今まではNGだったアイスコーヒーのアメリカン指定が、今回頼んだらちゃんと対応してくれた。ストロングだもんねぇココのコーヒー。 ※あふたーるぽ(2010/3/23) “夜のスイーツブッフェ〜チョコレート&ストロベリーフェア”に行ってきた……のはいいが、やれやれ困ったな、と困惑するラインナップ。いつもの端役・脇役はとてもおいしいのに、華やかなスター選手たちのなんとまずいこと。主役であるチョコレートや苺のケーキは実のところ、よそから仕入れた業務用既製品の安物に果物や粉砂糖、ココア、生クリーム、チョコプレートのお飾り等の小手先で糊塗した出来合い品。食えるかこんなもん。 一方、普段はパティスリーでショップ売りされてるポーションケーキのおこぼれコーナーは相変わらず最強ラインナップで、早い者勝ちの宝石箱状態。 [ストロベリーシュークリーム]は生苺も苺クリームもバニラカスタードもたっぷりの逸品パリブレストだし、[メリメロロール]は甘さを抑えた生クリームにベリー系&南国系の豊潤な果物たっぷり巻かれた甘酸っぱいロール。他レギュラーの[シャンティフレーズ]、[焼きチーズケーキ]、[レイナ]も絶好調。特に楕円グラス入りで超ヘヴィーな盛り盛り生クリームがパンチ効いた[カスタードプリン]の食べ応えは特筆。 尚、審美方としては、業務用出来合い品の場合、表面の艶も鮮度も違和感がある他、明らかにケーキフィルムやアルミホイルの仕様がホテルオリジナルパティスリーのヤツと違うので、それを避けて手に取ればおK。 事前にパティスリーのショーケースをチェキして、その食べたいやつがブッフェにあったら即げっつ!という取捨選択方法が、一番おトクかな。 夕方5時〜9時毎日実施、フリードリンク付きで二千円、割引クーポン利用で1,800円。夜にのんびりできるブッフェ空間としてはありがたい存在。色々文句はいいながらも、出張帰りの疲労はそこそこ癒された。 |
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雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [8] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [8] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [8] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [9] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [7] | 総合【★★★−−】秀作多い反面、安物を豪奢に見せる糊塗な小手先も目立ち、夾雑気味。 |
▲シャンティーフレーズ,ワインゼリー,南国フルーツタルト | ▲マンゴープリン,シャルロットポワール,オペラ | ▲ブルーハワイとパイナップルのゼリー,ココナッツパンナ,レイナ(味きっついオレンジムース!) |
▲カスタードプリン,ポパイのシフォン(おいしいけどほうれん草の味しないなぁ),メイプルバナーヌ | ▲苺のパンナコッタ,スフレチーズ(コレコレ!これ好きなのよ) | ▲苺ショート,エクレア(取る必要ないよ) |
▲グレープフルーツ,フルーツポンチハイビスカス風味,オレンジゼリー(ゼリー類は可も無く不可も無く) | ▲メロン,メロンシャーベット,青りんごシャーベット | ▲青じそジュース(飲みやすいよー),ブルーベリー黒酢ジュース(ベリーっぽさをもちっと),モンブラン |
……玉石混交のデザートブッフェ。取捨選択できる具眼を持ってれば十分楽しめる。 |
■名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線 伏見駅 G番出口から出てそのまま直進徒歩2分。右手側にある《名古屋観光ホテル》内。
【所在地】 | 〒460-8608 愛知県名古屋市中区錦一丁目19-30 名古屋観光ホテル1F ブラッセリー ル・シュッド |
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【営業時間】 | 午前6時半〜午後11時 |
【tel】 | 052-231-7711 |
【公式サイト】 | http://www.nagoyakankohotel.co.jp/ |
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▲この辺は見るからに穴埋めぽいので正直トングに手が出ない。右のは、パティスリーのパンをカットして積み上げ、ゼリーとクリームとベリーでごってごてに装飾したようなもの。 | ▲ジェラートは期待裏切らないので毎回頂いている。メロン、青リンゴ、イチゴ、チョコレートの4種。 |