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- 箴言集(世界の言葉)
「万人向けの書物は常に悪臭を放つ書物である。」 『善悪の彼岸』 「『隣人』というやつは無私を褒め称える。無私によって彼が利益を得るからだ。」 『悦ばしき知識』 「ひとを罰しようという衝動の強い人間たちには、なべて信頼を置くな!」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ。高いことろへは、他人によって運ばれてはならない。人の背中や頭に乗ってはならない。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「あらゆる書かれたもののうち、わたしの愛するのは、ただ、人がその血をもって書いたもののみである。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「友とは、推察と沈黙の術にすぐれた者であらねばならない。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「孤独のなかでは、人がそのなかへ持ち込んだものが成長する。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「すべての神々は死んだ。いまわれわれは超人が生きることを欲する。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「愛のなかには、つねにいくぶんかの狂気がある。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「人間が出来そこないだとしても、−よろしい!さあ!」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「私達は、好敵手からは手加減されたくない。また自分が心底から愛している人達からも、そのように扱われたくない。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「汝の敵には嫌うべき敵を選び、軽蔑すべき敵をけっして選ぶな。汝の敵について誇りを感じなければならない。」 『ツァラトゥストラは
かく語りき』「人生には解決法なんかないのだよ。人生にあるのは、前進中の力だけなんだ。その力を造り出さなければいけない。それさえあれば解決法なんか、ひとりでに見つかるのだ。」 『夜間飛行』 「愛する、ただひたすらに愛するということは、なんという行き詰まりだろう!」 『夜間飛行』 「かんじんなことは、目に見えないんだよ。」 『星の王子さま』 「めんどうみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。」 『星の王子さま』 「星があんなに美しいのも、目に見えない花が一つあるからなんだよ。」 『星の王子さま』 「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ。」 『星の王子さま』 「貧しくとも君の生活を愛したまえ。」 『森の生活』 「腐敗した善から発散する臭いほど鼻もちならないものはない。」 『森の生活』 「君の眼を向けよ、しからば君の心のなかにまだ発見されなかった一千の地域を見出すであろう。」 『森の生活』 「野生の動物は奔放だと人は言うが、本当に奔放な野生の動物は、人間しかいない。」 『正統とは何か』 「重々しくするのはやさしいが、軽々しくするのはむずかしい。」 『正統とは何か』 「その金ぜんぶを得ようとするほど賢くなるためには、それを欲しがるくらいに十分にお馬鹿さんでなくてはいけない。」 『ブラウン神父の童心』 「偉大な人物は私生活の中にしかいない。偉大すぎて公の生活にはいれないのだ。」 『チャールズ・ディケンズ』 「幸福とは宗教に似た、神秘で、決して合理化してはならないものなのだ。」 『異端者の群れ』 「信仰を持つ者は、殉教者たるのみならず、道化となる覚悟がなければならない。」 『異端者の群れ』 「知性は素材を生み出すことはできない。素材は自然あるいは偶然の賜物なのだ。知性が活躍するのは、それをいかに活用するかという点においてである。」 『フランス革命の省察』 「国家に革命が起こるとき、昨日までおもねっていた追従者が峻厳な批判者に変わる。」 『フランス革命の省察』 「共同体社会の中には常に一定量の権力が、誰かの手中に、何らかの名称の下に存在しなければならない。」 『フランス革命の省察』 「永遠に生きようなどと思うな。うまくゆくはずがない。」 『医者のジレンマ』 「軽蔑を表すには沈黙が最も完璧な方法である。」 『メトセラへ戻れ』 「ある時代において目新しいものは、その二世代前に流行ったものの復活版に過ぎない。」 『清教徒のための
三つの戯曲』「さぁ、殺せ、どっちがどっちを殺そうがかまうこたない。」 『老人と海』 「人間は負けるようにはつくられてないない。人間は殺されるかもしれない、しかし負けはしない。」 『老人と海』 「われわれが或る人間を憎む場合、われわれはまだ彼の姿を借りて、われわれの内部にある何者かを憎んでいるのである。」 『デミアン』 「道徳的な書物とか不道徳な書物とかいうようなものはない。書物はよく書かれているか、悪く書かれているかである。」 『ドリアン・グレイの肖像』 「幸福は富そのものによって得られるのではなく富を使って初めて得られるのだ。」 『ドンキ・ホーテ』