▲オープンから注目していたストリングスホテル名古屋へ来訪。さぁサマーシーズン限定土日祝デザートブッフェ開催中のシェフズライブキッチンへ! | ▲入館したところ、2F店舗入り口付近にウェイティングチェアは無かった。しかし1Fロビーで待機させてもらい、難なく時間つぶし |
▲ご覧の通り、デザートブッフェと言うよりランチバイキングと銘打っても遜色のない、充実したメニュー群で迎えられる。冷製やサラダコーナーのスタイリッシュなこと! | ▲勿論実演ライブカウンターメニューにはスイーツも有り。クレームブリュレも目の前で溶いてその場で焼いてくれるゾ |
▲景観も素晴らしい。中庭を挟んで白亜のチャペルを望む窓辺のブースは開放的。セコい予約割引者なのにいい席に案内してもらえて誠に感謝 | ▲中央のココナツバナナタルトはここのホテルメイドスイーツの代表を担うべき逸品。なぜか奥で地味な置かれ方をしていた |
▲こちらはチョコレートファウンテンの具材でもあるカットフルーツコーナー。勿論そのまま頂いても良いし、アイスの付け合せとしても活躍 | ▲パパイヤマリネポークチョップBBQとか、真鯛のリゾットとか。もはやライトミールではなくディナーメニューとしても楽しめそう |
企画名 | 新ライトミール&デザートブッフェ |
---|---|
メインメニュー | デザート/和食/グリル/サラダ/実演スイーツ/ミキシングアイス |
ケーキのサイズ | 【極小】〜【小】 |
お値段 | 3,500円(税サ込)/一休割引2,700円 |
制限時間 | 90分 |
実施タイム | 指定期間土日祝午後3時〜5時 |
ドリンク | 飲み放題! |
その他ルール | 全席禁煙/一休予約割引に割引コースの出稿有り/開始時間までは入店不可/午後4時半でブッフェ撤収 ※ようつべに動画あるよ!⇒GO! |
味 (ずばり、おいしいかどうか) | [7] | ●2016年1月にオープンした《ストリングスホテル名古屋/シェフズライブキッチン》は、ベストブライダル社・アートグレイスグループ運営のブライダルホテル及びブッフェレストラン。 名古屋のケーキバイキングマニアに評価の高い《サーウィンストンホテル》と同系列で、施設には壮麗なブッフェレストランも内在。 しかもライブキッチンカウンターから実演メニューを絶え間なく提供……というコンセプトにより、来館者は贅沢且つ臨場感のある食べ放題を楽しめるという趣向。 共に土日祝は料金の嵩増しがあるものの、普段ランチブッフェは三千円台、ディナーブッフェは四千円台で解放。 しかし今回筆者が赴いたのは、春や夏などのヴァカンス期間限定、午後3時からの“ライトミール&デザートブッフェ”。 制限時間90分間、店舗側設定価格3,500円。 ワインとチェリージュビレの1st.ディッシュのテーブルサーヴを劈頭に、実演スイーツやバーベキュー、お寿司にきしめんにミキシングアイス……等々のべつ幕無し矢継ぎ早。 これらダイナミックなライヴメニュー群は、ティータイム気分で訪れた消費者を圧倒する。 尚、一休サイトにて割引プラン有り。 筆者が予約したタイミングでは2,900円だったが、さらに値下げされて現時点では2,700円で出稿。使わない手は無いだろう。 ― 食べ放題商品 Line Up ―【ファーストディッシュ】[希少糖使用のスリーズジュビレ]がテーブルサーヴされ、席でアイスクリームに熱々チェリーソースをくるっと回して仕上げてくれる演出。更にワインも一杯提供。 この時のホテルマンの立ち振る舞いも流麗で、なかなか豪奢な気分に。 尚ワインはノンアルコールドリンクとも選択可能。 【カラフルストーンアイスクリーム】 いわゆるミキシングアイス。入店してすぐ左手側に構えられている。 バニラ,チョコレート,日向夏シャーベット,杏仁アイス,とちおとめストロベリー…の5種。この中から2種選択。 さらに選べるトッピングとして冷凍苺,オレオ,シリアル,アプリコット,チョコスプレー,スライスアーモンド,チョコチップが用意。 そして仕上げソースは黒蜜,キャラメル,チョコレートより選択。 【ラウンドホール/スクエア/ロールケーキ】 豆乳シフォン,赤桃ムース,苺ショート,西尾抹茶のロールケーキ…の4種。 【冷蔵ケース・プチサイズアントルメ】 杏仁やゼリーなどのヴェリーヌ4種、ムース中心のキューブカットシート3種、タルトレット1種、総計8種。 業務用スーパーで見かける品にデコレートしただけの、“ズル”してる品もあるが、通の方は慌てず騒がず。難なく取捨選択して召されるとよいだろう。 保冷され、適度に冷えているのが良い。 【ツリースタンド】 ツリー型のスタンドに飾られているコーナー。ポップコーンと焼き菓子中心。マドレーヌの味違いも含めて5種。チェリーパイが傑出。 【チョコレートファウンテン/カットフルーツ】 中型のファウンテンマシン1機、バナナ、メロン、アプリコット、プチシュー、マシュマロ、ワッフル。なぜかポテトチップも設置。 カットフルーツはアイスクリームの付け合せとしても活躍。 【カウンタースイーツ】 奥まった場所にあるが見逃せない逸品が揃う。ココナツバナナタルト、ブラウニー、そして実演クレームブリュレの3品。 【ライトミール】 同レストラン面目躍如・本領発揮のライヴカウンター。カレー、チャーハン、バーベキュー、グリルチキン、コンキリエパスタ、リゾット、お寿司、冷製ポタージュスープ、フライドポテト、オープンサンド、きしめん……などなど11種。 【サラダ/冷製料理】 アイスキューブを敷き詰めた保冷ケース内にて大皿で提供。夏の涼を誘う。 豆のブラマンジェ、トルティーヤ、コブサラダ、ねばねばサラダ、蒸し鶏ともやしサラダ、エスカベッシュ、チーズの大葉巻き、冷製ポタージュスープ……など、8種類ほど。 夏らしい洗練された創作メニューが揃い、トッピングやドレッシングも凝っていて楽しい。 【ジュースドリンクバー】 烏龍茶、オレンジJ、紫野菜J、水、の4種。 一見少ないが、各ガラス製ピッチャーがスイパラよりも巨大な扉付き冷蔵ショーケースに天高く収められており、妙に迫力あり。 グラスを差し込むと感知して氷が一瞬で一杯分射出されるアイスディスペンサーも利便性が高い。 コップのサイズが大きめなのもポイント高し。 利用者は少なかったが自分で作れる炭酸コーナーも有り。アイスや果物でクリームソーダも作れそう。 【コーヒー・紅茶バー】 コーヒーマシン2機、及び紅茶・お茶のTパック7種で編成。 ジャグ入りミルクガムシロやスライスレモンの他、フレーバーシロップのアメニティーも充実。 注目はメリタ社製・ミルククーラー付きフルオートコーヒーマシン。 バイキングではまずお目にかかれないような規模の大きい筐体とその機能性には驚嘆しきり。 お味もひとかどのカフェで頂く一杯に近い完成度で、なかなか興奮させられた。 ― 今回はコレが美味しかった! ―店頭入ってすぐにあるメインのデセールコーナーでは、思ったより状態の悪くない[豆乳シフォン]がなかなか。ただホイップなどが何もないので、離れた場所にあるジャムでトッピング補強。この部門では[西尾抹茶のロールケーキ]を推しておきたい。青々としたグリーンカラーの見栄えに負けないかぐわしさ。散らされた黒豆トッピングもグー。 ここは焼き菓子が美味しい。 パイ食感に加えてたっぷりクランブルの[チェリーパイ]。 かぶりつけばさくさく食感と共に弾けるジューシーなダークチェリーの甘酸っぱさ。良品。 見かけは地味だが[ココナッツバナナタルト]のココナツ食感とバナナの風味は誠に雄渾。 素材双方の鼻に抜けるほどの強い香りに、しばし陶然。 実演[クレームブリュレ]も期待を裏切らない。 バニラビーンズたっぷりのカスタードはカウンターで溶き立て。それを目の前でバーナーキャラメリゼするのだからうまくない訳はない。 ただ非常に熱いのでうっかりココットを持ってしまわないよう注意されたし。 ミキシングアイス、店舗側命名[カラフルストーンアイスクリーム]は、素材である元のアイスクリームが安っぽくないので、どんな組み合わせをオーダーしても外すことは無い。 それよりもオーダーして目の前の石盤で軽妙に仕上げてくれることが、シェフズライブキッチンの贅沢さ。 因みに筆者は杏仁アイスと日向夏シャーベットの組み合わせにしばし涼んだ。傍にチョコレートファウンテンコーナーがあるので更なるアレンジが可能。 ライトミール部門に食指を伸ばしたところ、最もインパクトがあったのが[ポークチョップBBQ]。 スイーツバイキングに来てワイルドな骨付き肉にありつける僥倖。荒ぶるようにかぶりつき。 [パリパリチキン]は冷めていたのが残念だが、こちらも表面の小麦粉が良く効いててパリッと美味しく頂けた。選べるスパイスも楽しく振れる。 後半の楽しみにしていたはずのマグロ、サーモン、アボカドのお寿司は全部品切れてしまい、代わりに状態が良いとは言えない巻き寿司がその場を取り繕っており、思わず肩を落とす一瞬。 ……とはいえソレを食べてみたところ、具材は海老天。つまり天むすならぬ[天巻き]。 有り難く頂いたが、やはり補充は怠らないで頂きたいところ。 ここであれこれ咎めるのは控えるが、ヒルトン名古屋と同格の3,500円デザートブッフェとして嗜もうとすると、多々疑問点が沸き立つことも否定できない。 しかしオープンキッチンによるダイナミックなスケール感は、他社他店ブッフェの中でも突出。 目の前で次々焼かれるバーベキュー、笑顔でオーダーを受けては軽快にミキシングされるストーンアイス、溶き立てカスタードをココットに詰めてその場で焼かれるキャラメリゼブリュレ……等々。 この臨場性を味わうステージ感だけでも、料金分の価値はあると言えそう。 最寄りの駅はあおなみ線ささしまライブ駅。 シネコンやゲームセンター、ライブハウス、愛知大学……と、再開発が目覚ましい一帯で、日曜日とは言え驚くほどの賑わいぶりだった。 今年2016年から、ぐっとエレガント、且つ大人びたホテルレストラン《シェフズライブキッチン》がこの地に根を下ろした訳で、名古屋駅界隈の更なる名所として名を馳せることになりそうだ。 |
---|---|---|
雰囲気 (入りやすい店か、落ち着いて食せるか) | [10] | |
リベラル感 (実施時間が不自由でないか、ルールがやかましくないか) | [7] | |
接客 (説明など不親切でないか、感じは悪くないか) | [9] | |
立地 (場所は便利かどうか) | [9] | |
お得感 (質量共に料金以上の満足が得られるかどうか) | [6] | 総合【★★★−−】“デザブ”カテゴリよりも、豪奢なランチバイキングとして評価したい一軒。 |
▲希少糖使用のスリーズジュビレ。ガレット乗せ。 | ▲杏仁豆腐,パッションのパンナコッタ,ピンクグレープフルーツゼリー | ▲実演クレームブリュレ |
▲レモンタルト,チョコレートのババロア,塩キャラメルケーキ | ▲マンゴームース,ミキシングアイス・抹茶+杏仁 | ▲ミキシングアイス・バニラ+ストロベリーにバナナとチョコソースを添えて,イチゴショート(甘さ極力控えめ) |
▲赤桃のムース,豆乳シフォンケーキ,西尾抹茶のロールケーキ | ▲ココナッツバナナタルト,チェリーパイ,ブラウニー | ▲ミキシングアイス・日向夏+杏仁,オレンジパウンドケーキ,プチシュー |
▲ブリュレ再び,ファウンテンをバナナで | ▲カボチャとココナッツミルクの冷製クリームスープ,きまぐれサンドイッチ,エスカベッシュ,チーズの大葉巻き | ▲実演きしめん,天むす巻きずし |
▲トルティーヤ,ブランマンジェ,コブサラダ,ねばねばサラダ | ▲パリパリチキン,ポークチョップBBQ,コンキリエパスタ | ▲パイナップルチャーハン,真鯛のリゾット,ポテト,カルカッタカレー |
▲チキンとバーベキュー再選 | ▲時間直前パンナとカットフルーツを駆け込みセレクト |
■あおなみ線[ささしまライブ]駅徒歩3分。市バス停[ささしまライブ]徒歩4分。市バス停[下広井町]5分。名古屋駅桜通口徒歩15分。
【所在地】 | 〒453-0872 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-7 ストリングスホテル内 シェフズライブキッチン |
---|---|
【営業時間】 | 午前7時〜午後10時(アイドルタイムクローズ有り) |
【tel】 | 052-589-0577 |
【関連サイト】 | 公式サイト 一休予約割引 食べログ |
【PR】 |
▲大変美味しそうなお寿司コーナーだったが、後半無くなってしまって海苔巻きだけに。スイーツ食べ放題マニアが食いっぱぐれる、よくあるパターンだ…… | ▲109シネマズ以上にささしまライブ駅のラスボスになりつつあるストリングスホテル名古屋。活況のある雰囲気や人の流れが数年前と比べて大分変わっていた |
▲頼んで嬉しい、見て楽しい、食べて美味しいミキシングアイス。何を組み合わせれば良いのか一瞬戸惑うが、適当チョイスでも全然ダイジョブ。天,神,様,の,言,う,通,り! | ▲安物も混ざる冷蔵ケース内のプチアントルメやヴェリーヌ達。上級者はここであれこれ誹らず、うまく選別してそそくさ頂くのが吉。ちゃんと美味しいメニューは他にあるし。 |
▲随分と筐体の大きなコーヒーマシンが登場。エグ味をピシッと抑えて引き締まった味が突出して美味しかった | ▲こちらジュースドリンクバー。隣には高性能アイスディスペンサー。グラスを差し込むと、ぶ〜〜〜〜ズシャ!と一瞬で丁度良い量のアイスキューブが射出された |