NAKAMOTO PERSONAL WEB SITE


 

5月へ
04/30 <寂聴さん>

NHK、ETV2002「瀬戸内寂聴の人生相談

今日の名言。
「済んだことは仕方がない」
「自分に見切りをつけない」

限りない自分への肯定と笑い。

「寂庵」→ http://www.jakuan.com/


明日からは曽野さんの再放送

04/29 <ことば>

NHK、保険金殺人に関するニュースから。

「看護師の女と元看護師の女が〜」。
くどい.....。

「看護婦と元看護婦が〜」と、素直に言えないのだろうか。臨機応変に使い分け出来ないのだろうか。
流行りのポリティカル・コレクトネス(非差別的言葉遣い)というやつなのだろうけれど。


毎度の事だけれど“朝鮮民主主義人民共和国”も気になる。
北朝鮮でいいものを、わざわざ正式名称で言い直す必要があるのだろうか。

例えば、今日の朝日新聞から。
「 韓国メディアによると、在北京の米国大使館とドイツ大使館に駆け込み、亡命を求めた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)出身とみられる男性3人が28日、それぞれ韓国入りした。韓国当局は亡命の動機や北朝鮮脱出の経緯などについて調べる。」
http://www.asahi.com/international/update/0429/009.html

韓国の正式名称は「大韓民国」。米国は「アメリカ合衆国」。ドイツは「ドイツ連邦共和国」。
ちなみに、英国は「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」です。

気になりだしたら止まらない.....。

04/28 <独立記念日>

1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効されました。(調印は1951年9月8日)
主権が回復されて、今日でちょうど50年。いわば日本の独立50周年記念日です。

やけに静な一日です。
そこが日本の良い所なのでしょうか.....。

日本の平和条約」(サンフランシスコ講和条約)

04/27 <芝>

今年初めて芝でサッカーをした。
雪が融けて、半年振りくらい。
室内ばかりだったので気持ちが良かった。
疲れたら芝で寝転がったり。汗をかいたら頭から水をかけたり。
でもまだ動いてないと肌寒くて。

帰りには、友達のたこ焼屋さんに寄った。
案の定、たこ焼をごちそうになってしまいました。
次回はちゃんと買います。

梅も桜も木蓮も、みんな咲きました。

04/26 <夜の出来事>

夜の英会話の後、レースをしたいというアメリカの若者と話をする。
会話の中にアラン・プロストが出た。
「名前は聞いたことある、確かチームのオーナーでしょ」、と。確かにそうだけれど.....。
セナもプロストも今や伝説の人なんだ。(--;;

帰るとBSのインド特集で中村元さんと梅原猛さんの対談をやっていた。
中村
「仏教(主に日本仏教)はドグマに縛られることのない自由な宗教である。」
「説得のみの布教であり、武力による布教のない平和的宗教である。」
梅原
「まことに平和的な宗教ではあるが、自らアクションを起こすことのない、言わば消極的平和である。」
「積極的に関わって行くことによって可能性が開けるのではないか。」
興味深い。

そして昨日の続き、“ノミ”。
英国退役軍人ロバート・ジョージ氏の話。
「昔から英国人は何か必ず趣味を持つことになっているのです。」
「私の趣味は英国にいる66種類のノミを調べることです。この45年間で25万匹のノミを見て来ました。」
いかにも生真面目そうな英国紳士が自分の趣味をここまで言い切ってしまうところが可笑しい。
英国的ジョーク。いや、あの顔はジョークではない。ジョークで45年もやらない。そこがまた可笑しい。
ノミのサーカスはちょっと見てみたいと思った。ちょっとだけね。

痒くなる前に風呂へ。

04/25 <だに>

なんとなく録ってあった番組を今見てた。「潜入!ダニの世界

チーズダニってのがいます。(本名はアシブトコナダニとか言うらしい)
チーズの表面に粉のように群がって、繁殖してます.....。
風味が出て美味しくなるんですって。食べても無害です。って、言われても。(--;;

スタッフが2万5倍に拡大して、飼い主(?)のマリネット夫妻に見せてやる。
さすがに肝が座ってます。

マリネット 「生きてるわ!」
ご主人 「妙な奴だなぁ」
ご主人 「あれがチーズの表面か?」
マリネット 「もっと穴があればダニも増えるでしょうね」
ご主人 「本当に変な奴だなぁ.......、ははは」
マリネット 「これ、どこが頭かしら?」
ご主人 「見てごらん、あれが頭だよ」
マリネット 「でも、つながってない?」
マリネット 「あらら、鼻で食べてるわ!」
ご主人 「あ、あぁ....」

なんか痒くなってきた。風呂入ってこよ。
あ、明日「潜入!ノミの世界」ある.....。


役に立つダニの話
ダニ特集
日本ダニ学会

04/24 <歴史>

その時歴史は動いた」を録画で見た。
鳥羽伏見における新撰組と幕府軍の戦い、そして敗北。

僕はひねくれているせいか、会津に家系があるせいか、幕府側に愛着がある。
だから学校で教わる歴史が嫌いだった。
学校では、薩長は官軍であり善である、幕府・会津は賊軍であり悪である、そう教わった。
坂本龍馬や西郷隆盛、桂小五郎は善であり、井伊直弼、小栗忠順は悪であると教わった。
海援隊や奇兵隊は善であり、新撰組や彰義隊は悪であると教わった。

維新を推し進める勢力が善で、それを阻止しようとする勢力が悪である、という構図がある。
善と悪しかない授業が嫌いだった。

薩長側も幕府側もそれぞれが国を思い、それぞれが命がけで生きていたと思う。
僕は司馬さんからそれを学んだ。
』での河井継之助は「人間は立場で生きる」、と言う。
どちらが“官”でも“賊”でもない。
それぞれが、置かれた立場の中で、その“立場”という宿命を受け入れ、精一杯生きていた。

鳥羽伏見から百年の後、淀・千両松に碑が建てられた。
こう書いてあるそうだ。
「官軍賊軍というが、いずれも信ずるところに従って戦い、士道に殉じた。
ここに百年の歳月を閉じ、不幸賊名に斃(たお)れたる誇りある人々に対し慰霊碑の建つるを見る。
在天の魂、以て瞑するべし。」

函館には幕府軍の戦没者慰霊碑、「碧血碑」がある。
義に殉じた武人の血は3年経つと碧色に変わるといわれる。

04/23 <サン・ジョルディの日>

だそうです。
ローマの騎士の名前らしいです。
そして、ドン・キホーテのセルバンテスの命日でもある。

BSデジタルではテリー・ギリアムの「フィッシャー・キング」をやっていた。
テリー・ギリアムはアメリカ人でありながら、モンティーパイソンの一員という異色の人。鬼才。
「フィッシャー・キング」でも英国風のナンセンスとブラックなユーモアが冴えてる。(アメリカ人でありながら)
中世への思い入れが強いらしく、彼の映画にはよく騎士が登場する。
大きな声では言えないけれど、彼のほら吹き男爵、「バロン」は結構好き。

なんだか、騎士だらけの一日。

この際だからと、新渡戸稲造の『武士』を読み返す。
日本人とヨーロッパ人になぞらえた桜と薔薇の対比が上手い。きれい。
「ヨーロッパ人は薔薇の花を愛好するが、われわれは違う。薔薇の花は桜の花の単純さをもっていない。さらに薔薇は甘美な花の下に棘をかくしていて、あたかも、その生命に強い執着をもち、死を嫌い恐れていて、咲いたまま落ちるよりも、枝についたまま朽ちることを選ぶかのようである。その華美な色と濃厚な香りは、わが国の花と著しく異なる特徴である。わが国の桜はその美の下に短剣も毒も潜ませてはおらず。自然のままに散り、その色彩は少しも華美で無く、その香りは淡くて、人を飽きさせない。」

北海道でも桜が咲き始めた。

「しきしまの やまと心を人とはば 朝日にほふ 山ざくら花」 (本居宣長)

 

 「フィッシャー・キング」cover 「バロン」cover

04/22 <ネーミング>

我々のサッカーチームには名前がない。
名前を決める話をして、かれこれ一年になる。
チームだけで練習している分には困らないけれど、対戦相手がいるときは非常に困る。
当初案は「札幌FC」。ちと大きく出過ぎた観がある。非常にびくびくしている。よって廃案。

こうなったら皆に一方的に募集メールを出してやる。
強制的にアンケートをとってやる。
見ておれ。ふふふ。

04/21 <好きなもの>

今日はカートレースのメカニック担当。

油にまみれるのは結構好き。
一日格闘していると指がむくみます。
むくんだ指で仕事の充実感を得るのです。
手が汚れているとたくさん仕事をしたように見える。
でも、本物の仕事人は汚さないと知りました。
恐らく僕は贋物です。

2ストロークエンジン(2スト)の排ガスが好き。
2ストはガソリンと一緒にオイルが燃えます。
だからオイルによって排ガスの匂いが違うのです。
機会があれば嗅ぎ比べて下さい。あんまりやり過ぎると変な人みたいですから程々に。
今流行りのアロマテラピー効果もあります。と思います。ありません。

疲れたので今日は早く寝ます。
早くもないか。1時だ。

04/20 <福の神>

16日の続き。録画してあった『私のB面』を見た。荒俣さんの福助
“こだわり”って、やっぱり良いと思った。
“B面”を語る荒俣さんもみうらさんも良い顔をしている。見ている方が幸せな気持ちになる。
「笑う門には福きたる」、真だと思う。
福助や仏像で幸せな気持ちになる荒俣さん、みうらさん。それを見て幸せな気持ちになる僕。
これが本当のご利益かも知れない。奇跡や超常現象を持ち出すまでもない。

今日、宣教師さんたちと話をする機会があったけれど、こういう神さまは向こうにはいないのではなかろうか。
磔(はりつけ)の“イエスさま”よりも笑顔の“福助さん”の方が幸せになりそうな気がする。
少なくとも僕は、磔を見て幸せな気持ちにはなれない.....。

仙台には仙台四郎がいた。彼もやっぱり 、福の神だと思う。

04/19 <ノートルダムの.....>

今日のテレビ欄を見ると「映画 ノートルダムの鐘」、とある。
ヴィクトル・ユゴー原作と書いてあるところを見ると、『ノートルダムのせむし男』らしい。

公開当時の淀川長治さんの記事を調べると、“せむし”という表現がよろしくない、とのことで『ノートルダムの鐘』に替えられた、とある。
筒井康隆さん言うところの言葉狩りの一つか。

アメリカ公開時の原題はちゃんと"The Hunchback of Notre Dame"(ノートルダムのせむし男)となっている。
それが日本での公開後、いつの間にか"The Bells of Notre Dame"に替えられてある。

だから何、という訳ではないけれど、“せむし”を使いたくないだけだとしたら悲し過ぎる。

ニーチェの『ツァラツゥストラはかく語りき』に、せむし男が出てくるシーンがある。
民衆が、超人たるツァラツゥストラを問い詰める。
「お前が超人ならば奇跡を見せてみろ」、「このせむし男のコブを取り除いてやれ」、と。
キリストであれば「汝、神を試すべからず」であろうけれど、ツァラツゥストラはこう言う。
「そのせむし男からコブを取り除いてしまえば、それは彼の精神(知恵)を取り去ることになる。これは民衆が私に教えてくれた知恵だ。」
これの言わんとするところは、宿命を受け入れろ、だと思っている。
ネガティブに受け入れるのではなく、積極的な意思だと思っている。

ノートルダムのカジモドは、せむし男であるが故にカジモドである。
もしも、“せむし”はマイナス要因である、というような言葉の偏見から“鐘”に替えたのであれば、宿命を受け入れ、精一杯生きたカジモドに失礼である。

04/18 <フットサルとか>

夜にフットサル。
近くにいた学生らを強引に誘い込んでミニゲーム。ほとんど1ヶ月ぶりで楽しかった。
股抜きを2つと3人抜いてのラストパス。でもミスは多数。
良かったことしか覚えてません。ポジティブシンキング。(^^)v
みんなで食事をしてから帰る。
ハンバーグソースを頼んだらコーヒーミルクの容器に入れられてやって来た。(--;;

ミラノで飛行機がビルに衝突したらしい。
何を隠そう私は、ミラノでの飛行機乗換えで空港から出てしまったことがある。
カウンターで事情を説明したらあちこち連絡を取ってくれて荷物検査も入国審査もフリーパスで通された。
フリーパス、ちょっと嬉しい。

04/17 <vs コスタリカ>

1-1。消化不良。

次は29日、スロヴァキア戦。(国立競技場)

[ スロヴァキア語講座 ]
こんにちは ドブリー ジェニ
さようなら ド ヴィジェニア
はい・いいえ アーノ・ニエ
ありがとう ジャクイエム

スロヴァキア大使館

04/16 <こだわり>

NHK教育の『ETV2002 私のB面』。みうらじゅんさん。(18日、荒俣“福助”も要チェック)
仏像にハマったみうらさんが面白い。笑った笑った。
ロックバンド、大日本仏像連合だの親友ならぬ仏友だの。仏像トーク。
こだわりようが尋常じゃなくて、そこがまた可笑しい。
真面目なことを真面目に行う可笑しさ、ってあると思う。
坂口安吾に『FARCEに就いて』というファルス(道化)論があるんだけれど、このことだと思ってる。

=みうらじゅんの仏像鑑賞法=
1、仏像は下から見上げるべし。(まずは下からご挨拶)
2、細部にこだわって見るべし。(何を持っているか、そして衣装をチェック)
3、仏像のまわりもじっくり見るべし。(仏像のまわりにはヘンテコなものが意外とある)

ちなみに私のオススメは興福寺阿修羅像
もの悲しげな、凛とした表情が素敵でしょ。

買ってこよ。→ 「見仏記123
HotWired Japan」→ 「e見仏記」発見!

04/15 <道草のすゝめ>

パソコンに撮りためた番組をチェック。
NHKの『課外授業〜ようこそ先輩〜』は「釣りキチ三平」の矢口高雄さん。
副題は「ふるさとって何ですか」。

「釣りキチ三平」は道草から生まれたという矢口さん。
子供たちを山道に連れ出すが、子供たちは脇目もふらずひたすら歩く。
「ただ道なりに歩いてもだめだよ」と脇道へ連れ出し、道草を伝授。

子供の頃の道草は、毎日が発見だった。冒険だった。
新しい近道を見つけたり、変な虫を捕まえたり、雑木林を探検したり。
東京の片田舎で走り回っていたのが懐かしく思えた。

入間川でよくオイカワを釣りました。
最後には決まって川遊び。ずぶ濡れで帰っては決まって怒られるのです。(--;;

04/14 <タイタニック>

が、沈んだ日。だそうです。
細野晴臣さんのお爺さまがご同乗されていたとか。

ちなみに映画はいまだに見ておりませぬ。
例の船首でのポーズがポンヌフのパクリ に見えるのは私だけでしょうか。

cover←「ポンヌフの恋人」

04/13 <つりあひ>

市立船橋西図書館で焚書疑惑
事実であれば許されない。
特定の思想信条によって廃棄されてはたまったものではない。
左があってこそ右があり、右があってこその左である。
そうやってバランスが保たれるのである。

肉を食べたら野菜も食べなきゃだめ。
でもやっぱり肉の方が好きかな。

「道徳的な書物とか不道徳な書物とかいうようなものはない。書物はよく書かれているか、悪く書かれているかである。」
(オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』)

04/12 <John Bull>

録画してあった「世紀を刻んだ歌2 ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」を見た。
詩の解釈をめぐってのドキュメンタリー風の物語。

ビデオ撮影の再現やマスターテープを使っての180トラック多重録音の真偽など、面白かった。
当時のスタッフが皆、昔を思い出しながら幸せそうな顔をしているんです。

なによりもこの曲に入れ込む英国人の気持ちが伝わって来た。
真面目で知的で、それでいて滑稽で.....。これって英国人そのもの。
シェークスピアとチャーチルとモンティーパイソンの国。

エンディングでの子供らのモノ真似や老若男女、国籍を超えて歌っている様は見ていて幸せ。
どこだった海外でのユースホステルで、流れていたビートルズを誰からともなく歌い出したことを思い出した。
これが音楽のすばらしさの一つだと思った次第であります。

"Anyway the wind blows....."
クイーン 「グレイテスト・ヒッツ」cover 「グレイテスト・ヒッツvol.2」cover


探せばあるんです。
神戸で民家全焼 高校生が83歳救出』(神戸新聞)
「小さいとき、よくかわいがってもらったので、絶対助けなきゃ、と思った。これからも元気なおばあちゃんでいてほしい」と話していた。

04/11 <勇気>

産経新聞に投稿特集があった。
今回のテーマは「私の周りの勇気ある人・勇気づけられた話」

なかでも神奈川県、和田友教(75)さんの投稿が心に沁みた。
「近くを流れる川が死んで久しい。土曜日の午後、私は鼻をつまんで川沿いの道を歩いていた。黄色いランドセルの男の子が二人。柵越しに川底をのぞきこんでいる。
 そこへ通りかかった茶髪の高校生が突然。ズボンのすそをまくりあげ、川底へ下りていった。
 私が見たのは臭気プンプン。両脚のひざから下がドロンコで、その手に一本の雨傘を持った高校生だった。彼は、ヘドロに塗れた傘を小学生の一人に渡した。
 『ありがとうございました』。小学生は泣きじゃくりながら、キチンと頭を下げた。
 尋ねると、『昨日、お母さんに買ってもらった新しい傘を川に落としたと、この子が泣いていたものですから』と高校生が答えた。
 『君は、偉い!』。私は、思わず彼の肩をたたいていた。彼は、子供に『じゃあ』と一言残し、靴を手に裸足のまま去っていった。私は、涙が止まらなかった。」

先日は火事に気づいた高校生たちが火の家に飛び込み、お婆さんを助け出したという記事もあった。

少年犯罪一辺倒ではなく、こういった報道もしてもらいたい。

04/10 <とん↑でん↓>

今日は友人家族の専属運転手となる。
彼らの新居物件を下見に行く。
近くには公園があるし、こじんまりしていて良さそうだった。
みんなで「とんでん」で昼食。

それで思うのが......、
「とんでん」の発音は、北海道ではとんでん(平たい発音)。
関東ではなぜか、とん↑でん↓(上がって下がる)。
「とんでん」は札幌発の企業なのです。
だからおそらく屯田兵の“とんでん”。なので北海道の発音の方が正しいと思うのである。
屯田兵は“とんでんへい”で、“とん↑でん↓へい”、とは言わないもの。
違ったらごめん。

そんなことを考えながら、夕方はホテルの喫茶で仕事についての議論を交わす。
一杯のコーヒーを大切に飲んでいたらお代わりは自由なんですと。
慌てて飲み干しました。(--;;

そろそろ引っ越したい。
土のあるところが良いなぁ....。
最近、土の上、歩きました?

本日のオススメ→ 「虫メガネ研究所」 (p_-) ←虫メガネ

04/09 <共存>

教育テレビで、末期がんの治療法についての番組があった。

先端の治療法に免疫療法というものがあるそうだ。
免疫系の細胞を使ってがんを抑制する治療法である。
自分の免疫を使うために副作用や後遺症が少ないそうだ。
培養、活性化されたリンパ球が、がん細胞に群がり攻撃する映像は圧巻だった。

女性患者の印象的な言葉があった。
彼女は免疫療法によってがんの成長は止まったが、それ以上小さくなることはなかった。
しかし、彼女は「とりあえず生活は出来るし、特に不便も感じない、ならばこのまま、がんと共に生きて行っても良いのではないか」、と。
「大きくならないでね」、寝る時には、がんにそう話しかけるそうだ。
彼女はがんと共に生きている。

完全な体なんてない。
多かれ少なかれ誰もが体内に故障を抱えて生きているはずである。
良い物も悪い物も丸ごと包み込んで、引きずって生きているのである。

この世界も同じかも知れない。
だいたい、すべてが善人の世の中ってのも気味が悪い.....。

04/08 <たこ焼き>

今日は友人が帰郷、一緒にたこ焼きパーティーにお呼ばれ。

ネギ切りと、タコ入れの係りを拝命する。
ネギが目に沁みて泣きながらも、頑張りました。
タコの入れ忘れは一大事、頑張りました。

もちろん美味しく出来ました。
満腹になるにつれて、上手に焼けるようになってくるのです。
故に後半は、味よりもいかに綺麗に出来るか、そっちの方に関心が移ります。
真ん丸に焼きあがったたこ焼きは食べるのがもったいない。
でも食べます。ごちそう様。

えー、たこ焼きパーティーの際は是非とも私にご用命下さい。
タコ入れ、お任せあれ。

しっかりと研究しておきます。
「月刊たこ焼き」→ http://www.takoyaki.ne.jp/
「蛸研究会」→ http://www2s.biglobe.ne.jp/~KAZU_A/
「ねぎ」→ http://www.vegefund.com/panfu/negi/negi.htm
 

バイエルンでUFO騒ぎCNN.co.jp 本日より復活です。

04/07 <砂漠の宗教、森の宗教>

先日、TBSに哲学者の梅原猛さんが出演していた。
番組は筑紫哲也さんとの対談で、同時多発テロを引き合いに出した米国批判に終始、意図的な編集が見え隠れした。
けれども、梅原さんの宗教論は興味深い。

梅原さんの宗教論に「砂漠の宗教」と「森の宗教」がある。
イスラム、ユダヤ、キリスト教などの一神教は砂漠で生まれた「砂漠の宗教」である。
砂漠という、なんの救いもない過酷な環境の中では唯一絶対の神を創造せざるを得なかったのだ。

一方、自然を崇拝するシャーマニズムやアニミズム、それに連なる神道や日本仏教が「森の宗教」である。
太陽に祈り、森を崇め、大地の恵みに感謝する風土から宗教が生まれ、多神教が生まれた。
国土に対する森林の割合が7割近くと、先進国で群を抜いているのも日本が「森の宗教」だからである。

宗教戦争の多くが旧約聖書の解釈の違いによって生ずる。
一神教は自らの神が絶対であり、他の神を一切排除する。
だが、多神教には山の神、海の神、というように多くの神々が存在し、時には他教の神々をも呑み込む。
七福神は好例でヒンディーの毘沙門天、中国大陸から来た福禄寿や日本の神々の集まりである。
唯一絶対の神を信ずる一神教の危険性と、多くの神々を許容する多神教の可能性を感じる。

日本人の宗教オンチや“いい加減さ”は、裏を返せば許容と寛容であるとも言えるのではなかろうか。
アラビア数字を使い、お盆を過ごし、クリスマスを祝い正月を迎えることは決して恥じることではなく、むしろ誇るべきことであるのかも知れない。

本来の“教え”はそうではない、と原理に帰ろうとする原理主義の台頭が目立つ昨今、日本人の曖昧な宗教感覚は意外と“いける”かも知れない。
そんなことを考えた。


そういえば先日、クリスチャン(つまりは一神教徒)である曽野綾子さんの“一神教擁護論”を読んだ。
曽野さんの批判を恐れない、歯に衣着せぬ言論は欣快である。
でも、これは次の機会に。

04/06 <ちょドラ>

午前中、時間が空いたのでちょっとドライブ。
札幌は街が"こじんまり"していて好き。小一時間走ると海にも山にも、湖にも行ける。
東京だと、東京から出るだけで一苦労だもの。

で、支笏湖(しこつこ)へ向かった。
窓は半開、路肩に雪、空気が冷たく澄んでいて気分が良い。ディランが流れている。
やっぱりクルマを操るのが好きだ。
10万キロのおんぼろなクルマだけれど、たまにはエンジンを回してあげないと。
ばかみたいなスピードを出さなくても、シフト操作やアクセルワークで充分楽しめる。

クルマを操る楽しさに車種は関係ないと思う。
性能を引き出してあげるのが楽しい。
それは軽トラックも外国車も、レース車両でも変わらない。
もちろん公道ですべての性能を出しきれる訳はないし、そんなことをする蛮勇は持ち合わせていない。
それでもレース車両をサーキットで操るのとは別の楽しさがある。

今のクルマは九州でもらったおんぼろ。
以来、九州-北海道を何往復したことか。
クルマと燃料と時間さえあればどこまででも行く。
何日でも走っていられる。
ホントだよ。

何はともあれ、至福のひと時でした。


「命名“至福の道”」


「支笏湖と風不死岳」


フラッシュがちとうざいが、「シコツコ・ドットコム」→ http://www.shikotsuko.com/

04/05 <怪しい会話>

今日は怪しい英会話。もとい、楽しい英会話。
先生、アイダホからやって来たそうだ。
アイダホと言えば........、イモしか浮かばない。(--;;;
イモの話をする。
普段は絶対にこんな会話しないぞぉ。

立食パーティー(?)で3ヶ月前に千葉から越して来たという若者と知り合った。
お金が無いから歩いて通っているそうだ。片道1時間はかかるだろうに。
また1時間かけて帰るんだろうな。まだ歩いてるんだろうなぁ。
頑張れよー。

"Can you bowl very well ?"おいおい (-_-;;;

04/04 <無いっ........>

近所のバス停の桜が無い。
クリーニング屋が出来ている。
伐られたぁ。
ささやかな楽しみだったのにぃ.........。

04/03 <満開>

「淡墨桜開花状況」→ http://www.neomura.jp/kaika/index.htm
「今日の淡墨桜」→ http://www.tokai-tv.com/sakura/


「桜の花の下から人間を取り去ると恐ろしい景色になります。」
-安吾-『桜の森の満開の下

04/02 <春>

シルヴィ・バルタンのお茶のCMが春らしくていい。
春にはフレンチポップもなかなかよろしい。

cover
聞けます。→ real player or win media player
サントリー緑水 http://www.suntory.co.jp/softdrink/ryokusui/

フレンチと言えば、モントリオールが懐かしい今日この頃。
http://www.from-montreal.com/

04/01 <親鸞>

今日は親鸞聖人の生誕日だそうです。

「明日ありと 思う心の あだ桜
  夜半(よわ)に嵐の 吹かぬものかは」 -親鸞-

そうさ、書くことが無かったのさ。

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