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12月へ
11/30 <音>

盲目のエッセイスト、三宮麻由子さんの『いのちの音に抱かれて』(教育テレビ、ETVスペシャル)を見た。

白神山地から日本海までの水路をたどる、“音”を巡る旅。


ブナの若木を、いとおしむように、いつくしむように触れる。
渓流に投げ落とした小石。そして、その音を楽しむ。
都会の喧騒の中でさえ、開く傘の音で雨を、靴音で人を感じる。

そんな姿を見ていると、眼の見える僕と、盲目の彼女、どちらが本当の幸せなのかわからなくなる。

眼が見えることによって、それ以外の感覚を忘れている自分に気付く。

音を忘れていた。


「生来の盲人は眼の用を知らない。

 始めから眼がないのだから。

 眼明きは眼の用を知らない。

 生れた時から眼をもっているのだから。」

(寺田寅彦『柿の種』


「三宮麻由子の箸休め」 http://www006.upp.so-net.ne.jp/hashiyasume/

11/29 <All Things Must Pass>


 「 すべては移り変わって行く

  すべては過ぎ去って行く

  すべては移り変わって行く

  人生を織りなす糸は永遠には続かない

  だから――僕は休まずに歩き続けよう・・・

  新に訪れる日を迎えるために 」

"All Things Must Pass" GEORGE HARRISON (1943-2001)
 

ジョージ・ハリスン。
一周忌です。29日午後1時半(日本時間30日午前6時半)亡くなりました。

「GEORGE HARRISON Official」 http://www.allthingsmustpass.com/
「CONCERT for GEORGE」 http://www.allthingsmustpass.com/concert/

11/28 <向田さん。>

今日は向田邦子の誕生日だそうです。

以下、『父の詫び状』(文春文庫) から。昭和の、懐かしい心持ちになる文章です。


「『おとうさん。お客さまは何人ですか』
 いきなり『ばか』とどなられた。
 『お前は何のために靴を揃えているんだ。片足のお客さまがいると思ってるのか』
 靴を数えれば客の人数は判るではないか。当たり前のことを聞くなというのである。」(『父の詫び状』)


「子供にとって、夜の廊下は暗くて気味が悪い。ご不浄はもっとこわいのだが、母の鉛筆をけずる音を聞くと、なぜかほっとするような気持ちになった。安心してご不浄へゆき、また帰りにちょっと母の姿をのぞいて布団へもぐり込み夢の続きを見られたのである。」(『子供たちの夜』)


「思い出というのはねずみ花火のようなもので、いったん火をつけると、不意に足許で小さく火を吹き上げ、思いもよらないところへ飛んでいって爆(は)ぜ、人をびっくりさせる。」(『ねずみ花火』)


「カステラの端の少し固くなったところ、特に下の焦茶色になって紙にくっついている部分をおいしいと思う。雑なはがし方をして、この部分を残す人がいると、権利を分けて貰って、丁寧にはがして食べた。」(『海苔巻の端っこ』)


「私は子供のくせに癇が強くて、飴玉をおしまいまでゆっくりなめることの出来ない性分であった。途中でガリガリ噛んでしまうのである。変わり玉などは、しゃぶりながら、どこでどう模様が変わるのかきになってたまらず、鏡を見ながらなめた覚えがある。」(『お八つの時間』)


「思い出はあまりムキになって確かめないほうがいい。何十年もかかって、懐かしさと期待で大きくふくらませた風船を、自分の手でパチンと割ってしまうのは勿体ないのではないか。」(『昔カレー』)


「向田邦子は突然あらわれてほとんど名人である」(山本夏彦)

「向田邦子文庫(実践女子大学図書館)」 http://www.jissen.ac.jp/library/mukoda/

11/27 <心と眼>


「こころ」が「まなこ」に言うことにゃ

眼(まなこ)見る役、わしゃ悩む役


(眼の返歌)

こころが始めた色恋を

わたしゃ涙で後始末


(アフガニスタン民謡『ランダイ』森亮訳)


「パシュトー語」 http://seagull.hp.infoseek.co.jp/L/pashto.html

11/26 <Great Britons>


"Never, never, never, never give up." 

                              WINSTON CHURCHILL (1874-1965)

 

「BBC - Great Britons」 http://www.bbc.co.uk/history/programmes/greatbritons/
「最も偉大な英国人」 http://www.cnn.co.jp/showbiz/K2002112501140.html
「ウィンストン・チャーチル文章集」 http://www.yushodo.co.jp/ypc/churchill/index.html

11/25 <人生は喜劇である。>

「人生は、美しい人は若くして死ぬべきだし、そうでない人はできるだけ長生きするべきであろう。ところが九十五パーセントまでの人間はその役割をまちがえる。美人が八十何歳まで生きてしまったり、醜男(ぶおとこ)が三十二歳で死んだりする。

 まことに人生はままならないもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。」

(三島由紀夫『ジェームス・ディーンの死』)


本日は憂国忌

「三島由紀夫 Cyber Museum」 http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/bungaku/mishima/index.html

11/24 <タイヤ交換>

今日は天気も好いので、おっくうだったタイヤ交換。

冬タイヤへの交換。スタッドレスタイヤへ。
雪国の人は、春と冬と、年に2度のタイヤ交換をしなくてはならない。なかなか面倒です。
マンション住まいだとタイヤの上げ下ろしだけで一苦労。
計8本のタイヤを上げたり下ろしたり.....。
良い運動。(いや、こんな運動したくない。。。)

ついでなので錆びたワイパーのお色直し。(新しいの買えって、言わないで。。。(>_<))
錆を落として色を塗ったら、ワイパーだけ妙に新しくなっちゃいました。


あげ足。  "Before" "After"

11/23 <SNOOPY>

昨日は英会話をサボってしまったので、自習中.....。
http://www.snoopy.co.jp/chouchou/ (「スヌーピーの使える英会話」)

正直なところ、今までスヌーピーなんて興味なかったけれど、読んでみると意外に面白い。
なかなか哲学的。(深読みし過ぎか?)
http://www.snoopy.co.jp/strip_lib/m-strips.html (「今月のコミック」)


「SNOOPY.co.jp 日本のSNOOPY公式サイト」 http://www.snoopy.co.jp/

11/22 <サッカー。>

今晩は、英会話をサボってしまった。。。

で、サッカーへ。

大学生のサッカー部に混ざって室内サッカーの練習試合。
もちろん我々のチームがダントツで年上。
一番若いのとは、おそらく一回りは違う(--;;
みんな若いだけに動きが早くって、スリル満点。楽しかった。
けれど、非常に疲れた。

年の功?
我々は勝ち越し。(私は5得点。(^^)v)

久し振りにみんなでハンバーグを食べてから帰って来ました。


ホワイトイルミネーション始まりました。
「さっぽろホワイトイルミネーション」 http://www.sweb.co.jp/kanko/white/

で、これが噂のセグウェイ。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00007EPJ6/ref=segway_tn_left/002-4221753-3960016

11/21 <風狂禅師>

本日は、一休さん、一休宗純の命日だそうです。
大賢は大愚に似たり、とは言うけれど、“風狂”の彼は、まさにその人。


「世の中は、喰うて糞して寝て起きて、さてその後は死ぬるばかりよ。」

「門松は 冥土の旅の一里塚  めでたくもあり めでたくもなし」
 

臨終の際には、「死にとうない」と言ったとされます。遺言状の逸話が、また彼らしくて憎めない。

「一休の遺言状」 http://www.digitake.com/html/episode/139ikyu.html


ちなみに、“一休”の名は、自らの歌から。

「有漏地(うろじ)より 無漏地(むろじ)へ帰る 一休み  雨ふらば降れ 風ふかば吹け」 

(有漏地=煩悩の俗世界)


森毅さんのインタビュー記事、「時代が求めた一休宗純」。
http://osaka.yomiuri.co.jp/rekishisanpo/2002/020926.htm

一休宗純 『狂雲集』(中公クラシックス)

このマンガ買ってみようかな。→ 坂口尚 『あっかんべェ一休 』 (講談社漫画文庫)

11/20 <善人は悪人である。>

「子曰く、郷原は徳の賊なり。」 (論語)
(「一郷で律義者といわれる者が、かえって徳を損なう八方美人の偽善者である。」)

「悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。」 (ニーチェ)

「腐敗した善から発散する臭いほど鼻もちならないものはない。」 (ヘンリー・ソロー)

「私は善人は嫌いだ。なぜなら善人は人を許し我を許し、なれあいで世を渡り、真実自我を見つめるという苦悩も孤独もないからである。」 (坂口安吾)

「贋物の善より本物の悪の方が、ずっと教育的だといふことを、私たちは忘れてはならない。」 (福田恒存)

「汚職は国を滅ぼさないが、正義は国を滅ぼす。」 (山本夏彦)

「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。」 (親鸞、唯円)
(「善人ですら救われるのに、悪人が救われない訳がない。」)


こうやってひねくれて行く、私である。。。

11/19

<欲しい物リスト。(音楽編)>

買おう、買おうと思いつつ、たまってしまった物たち。。。
欲しい物は、欲しい時に買っておかないと、たまってしまうと後で買うのが困難になります。

物だけじゃないか。。。
やりたい事、言いたい事、何でもたまると困難になる。そして、しまいには諦める事になる。

何でも、後回しにすると、後悔するのであります。


「Barin Washed」(ジョージ・ハリスン)  → http://www.allthingsmustpass.com/

「ラストDJ」(トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ)  → http://www.tompetty.com/

「ラスト・ワルツ 特別編」 「ラスト・ワルツ 完全版」(ザ・バンド)

「アー・ユー・パッショネイト?」(ニール・ヤング)  → http://www.neilyoung.com/

「レフュージ・オブ・ザ・ロード」(ジョニ・ミッチェル)  → http://www.jonimitchell.com/

「One More Car One More Rider」(エリック・クラプトン) → http://www.ericclapton.com/

「グレイテスト・ヒッツ」(ビョーク)  → http://www.bjork.com/

「Best of 1990-2000(初回限定盤)」(U2)  → http://www.u2.com/

11/18 <ジョージ特別ドリンク?>

ノストラダムスが終わってしばらく経つと思ったら、今度はアポロの月面着陸疑惑だそうですが。。。

「信じやすい人というのは、奇妙なことがらを信じることに無上の喜びを見出すものだ。しかも、奇妙であればあるほど受け入れやすいときている。ところがそういう人は、平明でいかにもありそうなことがらは重んじようとしない。というのも、そんなものは誰でも信じることができるからだ。」(サミュエル・バトラー)

「NASDA 人類は月に行っていない?」
http://moon.nasda.go.jp/ja/school/popular/story03/index.html


「ジョージ・ハリスン一周忌に六本木でイベント」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021118-00000002-sks-ent
(「〜会場には献花台を設置。ジョージにちなんだ特別ドリンクが用意されるほか、先着100人に「ビートルズ40th」の文字を焼き込んだりんごが贈られる。〜」)

ぼくは、ジョージ特別ドリンクの方が気になります。。。

11/17 <朱武者>

休日の夜は、

戦に備え、武具甲冑の手入れ。


“赤備え”
 

「赤備え」 http://homepage1.nifty.com/akazonae/

11/16 <10 years ago.>

昔のメモが出て来た。

10年前、カナダで何かの文章を書き写したもの。

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 ご多聞に洩れず、私もパブリック・スクール、イートン校の出身である。

 我が母校の教育方針は、

  「勇敢たれ、

   楽天的たれ、

   ムキになるな」

 というものであった。

 男の人生においてもっとも大事なのは、勇敢であるということだ。勇敢でなくて、どうして運命を拓いて行けるだろうか? 心がひるんだら、人生の戦いは終わりである。いったん負け癖がついたら、男はもう王道を歩んで行くことはできない。ただし誤解のないように断っておくと、勇気と蛮勇とをはき違えてはならない。進むも勇気なら退くも勇気なのである。ただやみくもに突き進めばいい訳ではないのだ。人生には心ならずも退かねばならないことがある。傍目にはカッコ悪く映るかもしれず、自分の沽券にかかわるように思えても、一歩下がって次の飛躍に備えねばらない局面があるのだ。こういう時に、後先も考えずに進むのは、蛮勇でしかない。蛮勇 ― 要するに、バカである。

 人は、万人注視の下ではヒロイックになれる。死ぬことさえする。が、本当の勇気とは誰の目もないところで苦しみや悲しみに耐え、生きて行くことだ。それが男なのである。その際、楽天的でなくてはならない。人生、悲観的なやつに拓かれることなく、幸運の女神もペシミストのドアにノックはくれないのである。が、どうしたら楽天的たり得るのか? 人生の悲劇のひとつは、記憶の重荷である。 ― と言ったのはサマセット・モームだが、あらゆる嫌な記憶を忘れる修練を常に欠かさないこと、この一点に尽きると言っていい。

 ムキになるな。人間、ムキになると思考が停止する。バカ同然になる。バカは、粋ではない。なにより私は、無粋を恥じる。私はイートン校の落とし子である。

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(ほら吹き准男爵 サー・アンソニー・ブランメル・バート)


コーヒーのお話。
「『コーヒーもう一杯』が糖尿病予防に」 http://www.cnn.co.jp/science/K2002110900097.html
「『正しいコーヒー』を飲む権利?」 http://www.cnn.co.jp/fringe/K2002110701111.html

11/15 <雨情>

この頃なんとなく、野口雨情が気にかかる。

『赤い靴』や『七つの子』や、物悲しい歌が多いと思っていたら、『シャボン玉』もそうでした。

彼の、生れてすぐに死んだ子供への鎮魂歌なのだそうです。

そう思うと、泣けてきます。。。


 『シャボン玉』

1、シャボン玉 飛んだ

  屋根まで飛んだ

  屋根まで飛んで

  こはれて消えた

2、シャボン玉 消えた 

  飛ばずに消えた

  生れて すぐに

  こはれて消えた


  風 風 吹くな

  シャボン玉 飛ばそ


異人さんに連れられて行った、『赤い靴』の逸話も涙を誘います。
実は北海道が舞台なのです。

「赤い靴の女の子 きみちゃん」 http://www.azabujuban.or.jp/kimi/kimi-top.htm
「ルスツ 赤い靴秘話」 http://www.rusutsu.co.jp/140/14030f.htm
「北海道 留寿都村」 http://www.vill.rusutsu.hokkaido.jp/

「作品リスト 野口雨情」 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person286.html#sakuhin_list_1
「青空文庫」 http://www.aozora.gr.jp/

11/14 <次室士官心得(2)>

第二 次室の生活について

一、
我を張るな。自分の主張が間違っていると気が付けば、片意地を張らずあっさりと改めよ。我を張る人が一人でもをると次室の空気は破壊される。

二、
朝起きたならば直ちに挨拶せよ。これが室内に明るき空気を漂わす第一要因だ。

八、
食事に関して、人に不愉快な感じを抱かしめる如き言語を慎め。例えば人が黙って食事をしている時、調理が不味いと言って割烹を呼びつけ責めるが如きは遠慮せよ。また会話などは精錬された話題を選べ。

九、
次室内に一人しかめ面をしてふてくさているものがあると、次室全体に暗い影が出来る。一人愉快な朗らかな人がいると。次室内が明るくなる。

十二、
暑い時公室内で仕事をするのに、上衣をとる位は差し支えないが、シャツまで脱いで裸になるが如きは甚だ不作法である。

十九、
お互いに立場を考えてやれ。自分が忙しい最中に仕事のない人が寝ているのを見ると非難したい様な感情が起こるものだが、度量を広く持って夫々の人の立場に理解と同情を持つこと肝要。 


「漆芸の技とこだわり」 http://www.urushi-net.jp/

11/13 <次室士官心得>

阿川弘之さんの『高松宮と海軍 』(中公文庫)を読んでた。

付録に「次室士官心得」や海軍のモットーが載ってるのだけれど、これは今でも使える。


「次室士官心得」

第一 艦内生活一般心得

一、
次室士官は一艦軍規風紀の根元、士気元気の源泉たることを自覚し、青年の特徴元気と熱、純心さを忘れずに大いにやれ。

二、
士官としての品位を常に保ち、高潔なれ。自己の修養はもちろん。厳正なる態度動作に心がけ、功利打算を脱却して清廉潔白なる気品を養うことは武人の最も大切なる修養なり。

三、
宏量大度精神爽快なるべし。狭量は軍隊の一致を破り、陰鬱は士気を沮喪せしむ。急がしい艦務の中にのびのびした気分を決して忘れるな。細心なるはもちろん必要なるも「コセコセ」することは禁物なり。

八、
少し艦務に習熟し己が力量に自信を持つ頃になると、先輩の思慮円熟なるが却って愚と見ゆる時来ることあるべし。これ即慢心の危機に臨みたるなり。この慢心を断絶せず増長に任し、人を侮り自ら軽んずる時は、技術学芸共に退歩し、終わりに陋劣の小人たるに終わるべし。

九、
オズオズして居ては何も出来ぬ。図々しいのも不可なるも、さりとてオズオズするのは尚見苦しい。信ずるところをハキハキ行って行くのは我々に取り最も必要である。

十五、
「事件即決」の「モットー」をもって物事の処理に心がけるべし。「明日やろう」と思っていると、結局何もやらずにたくさんの仕事を残すし、仕事に追われるようになる。要するに仕事を「リード」せよ。

11/12 <一燈>

曽野綾子さんのエッセイを読んだ。

『人生の暗闇−一燈さえもない世界がある』
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/moyo/2002351/20023511.html

大儒学者、佐藤一斎の言葉を引用する。
一燈を提げて暗夜を行く、暗夜を憂うことなかれ、ただ一燈を頼め」(『言志四録』講談社学術文庫)

曽野さんは言う。
「一燈さえもない世界もまだあちこちにある。私たちはいつもその部分を意識の底で感じていなければならない。」


日本には、燈りが多過ぎるのかも知れない。

多過ぎて、一燈を見失う。。。

一燈で良いんだ。

燈りは一つあれば充分なんじゃないか。

一燈で。


「岐阜県岩村町 佐藤一斎 偉人伝」 http://www.town.iwamura.gifu.jp/kanko/ijin/sato.html

11/11 <健全な精神>

“健全な精神は健全な肉体に宿る”というのはその通りで、最近風邪か、体調がよくないから心も宜しくない。
考えが、内向きになりがち。

発想の転換。精神を健全にすれば、肉体も健全になるか知らん。

そんな訳で、夜に大学生のサッカー部に混じって室内サッカーへ参加。

やっぱり身体は重かったけれど、精神向上の為に今日は積極的に攻めました。
たくさんシュートを撃ちました。ほとんど外れたけど。。
たくさん抜きにかかりました。ほとんどカットされたけど。。。(>_<)

汗をかいてなかなか気分は宜しい。精神は健全になりつつあります。
後は、身体。。。

今晩は風呂に入って早く寝よう。

11/10 <"Imagine">

教育番組の世界大会、「日本賞」『世紀を刻んだ歌 イマジン2001-2002』が文部科学大臣賞を受賞。

9・11の同時多発テロ事件以後、放送自粛になった“イマジン”。
追悼コンサート"AMERICA  A TRIBUTE TO HEROES"でのニール・ヤングの“イマジン”は忘れられない。
悲しみの中にも一筋の希望を感じる。これ以後、その自粛も消えて行った。

考えてみれば、想像から全てが始まる。

"Imagine all the people living life in peace."

"Imagine"

ジョンにこの言葉を与えたのはオノ・ヨーコ。彼女の詩集『グレープフルーツ』から。
"Imagine"、想像しなさい、と命令形で始まる詩集です。


道を開けなさい。

風のために。


『グレープフルーツ・ジュース』オノ・ヨーコ著、南風椎訳(講談社文庫) (原書『Grapefruit』

cover『AMERICA A TRIBUTE TO HEROES』
(ニール・ヤングの“イマジン”を収録。) (DVD版はこちら

11/09 <なかま>

今日は昔一緒に働いていた女の子の結婚式でした。

2年ぶりに昔の仕事仲間が全員集合。
みんな家族のような仲間たちです。兄弟、姉妹、親子のような仲間たち。
決して大騒ぎをするような人たちではないけれど、自然体で付き合える、温かい仲間。

みんなで温泉に行って夜遅くまでトランプで遊んだのを思い出します。

笑いながら、人の嫌がる仕事を進んでやる人たち。
時にはそういう仕事を先を争って取り合っちゃったり。。。(笑)

その職場を離れて、もう何年にもなるけれど、いまだにみんな仲間です。

いつまでも仲間。


きれいでした。お幸せに。

11/08 <金曜英会話>

今日はちゃんと時間通りに行きました。

ぼくらの中級クラスは、アイダホから来た年配の女性の先生で、テキストは使わない。
ほとんどおしゃべりをしているだけです.....。

今日は先生に、懐かしの“ボンタンアメ”をもらっちゃった。(^^)v
もらったは良いけれど、どんな味なのか説明しろと言われても困る。。。
先生、オブラートが気にかかるらしい。

ぼくの隣に座っている子連れのおかあさん、子供がお漏らししちゃった。。。
年齢的にはぼくと変わらないのだろうけれど、後始末の手際の良さはさすがです。
何事もなかったかのように、問題に答えます。。。

ハプニング続出で行き当たりばったりの英会話。
みんな気心も知れて来て、だんだん楽しくなって来ました。

来週もちゃんと行こ。


「セイカ食品」 http://www.seikafoods.co.jp/

透明人間になれなかった男。。。
「CNN.co.jp こぼれ話」 http://www.cnn.co.jp/fringe/K2002110801268.html

11/07 <孝行について。>

「子夏、考を問う。子のたまわく、色難(いろかた)し、事あれば弟子(ていし)その労に服し、酒食(しゅし)あれば先生に餞(せん)す。會(かつ)てこれを以って考と為さんや。」(為政第二)

「子夏が考を問うた。孔子様がおっしゃるよう、『骨折り仕事があれば年寄りにさせないで若い者が引受け、ご馳走があれば親たちにさしあげる。もちろんけっこうなことだが、それだけで孝行といえるだろうか。その時の顔つきがむずかしいぞ。』」 (穂積論語)

確かに、むずかしい.....。

11/06 <正直者について。>

論語なんて読んでみた。

正直者について。

「葉公(しょうこう)、孔子に語(つ)げていわく、わが党に躬(み)を直(なお)くするものあり、その父羊を攘(ぬす)みて子これを証せり。孔子いわく、わが党の直き者はこれに異(こと)なり。父は子の為に隠し、子は父の為に隠す。直きことその中(うち)に在り。」(子路第十三)

- 訳文(穂積重遠・訳) -
「葉公が孔子に、『わしの方にこういう正直者がある。父が羊を着服したのを子が証明した。』と誇りがに話した。すると孔子が申すよう、『私どもの方の正直者は少々違います。父は子の為にその罪を隠し、子は父の為にその罪を隠すのでありまして、そのこにおのずから人情の正しさがあるのでござります。』」


論語にも色々あるけれど、穂積重遠のがやわらかくって好き。

穂積重遠著 『新訳論語』(講談社学術文庫)

11/05 <イリュージョン>

なんとなく本棚にあった本を読んでた。

リチャード・バックの『イリュージョン』(集英社文庫)

この本は、10代の頃にひとり居たモントリオールのアパートで、何度も何度も繰り返し読んでいました。
文中に時折出て来る格言を書き留めたりして。。。

翻訳と解説は、あの村上龍。
解説では、主人公2人の出会いをジョン・レノンとオノ・ヨーコのそれになぞらえるあたりが村上龍。

副題に「退屈している救世主の冒険」とあり、キリストのパロディから始まったりする。。。

読み終わったあと、空をも飛べるような気持ちになる童話仕立ての物語。
人生を模索する若者にオススメ。

バックは『かもめのジョナサン』の著者としても知られていますが、こちらも大御所、五木寛之の翻訳です。

平尾圭吾訳の『ONE(ワン)』(集英社文庫)もオススメです。


なんだか、読み返していて、懐かしい心持ちになりました.....。

もっとも、彼も変な人なんですけれどね。

11/04 <辛口金言集>

『週刊文春』と『週刊新潮』で、山本夏彦の追悼特集があるので立ち読み......。


「山本夏彦 辛口金言集」(週刊文春)

* 人は言論の是非より、それをいう人数の多寡に左右される。

* 汚職は国を滅ぼさないが、正義は国を滅ぼす。

* 身辺清潔の人は、何事もしない人である。出来ない人である。

* 「愛する」という言葉を平気で口に出して言えるのは鈍感だからだ。


今日は泉鏡花の生れた日。

彼は極度の潔癖症で知られます。
生ものを食べられなかったのはもちろんのこと、酒は煮沸してから、好物のアンパンは火であぶってからでないと、決して口にしなかった。
変な人.....。

「金沢市 泉鏡花記念館」 http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/bunho/ikkinen/

11/03 <新車と神宮とサッカーと>

今日は、午前中に本日納車のクルマを引き取りに行きました。(ぼくのじゃないけど.....。)
帰りに、そのまま北海道神宮へ新車のお祓いにもお付き合い。

神宮は七五三やら、なにやらで大賑わい。(なにやらが、何なのかは、謎。)
辺りは記念写真を撮っている家族ばかりで、ぼくは写真に映りこまないように、逃げ回ってました。(^^ゞ

神社は、神聖な心持ちになる場所だと思う。
教会にはある種の威圧感を感じてしまう。上から見下ろされているような、圧迫感。
でも、神社、好きかも。
 

夜は、サッカーの練習試合の大会に“つどーむ”へ。 (こんなとこ。雪はまだないけど。)
風邪がぶり返して、体調最悪。キャンセルのつもりだったのに色々あって、出ることに。
咳をしながら試合に出てました。
10チーム集まっての勝ち抜き戦で、本日の我々は、ぼろぼろ。4分4敗。(--;;

さ、風呂入って寝よ。
風邪に風呂はダメ? でも、汗かいたし。。。

11/02 <SNOW>

雪が降りました。

 


『空海展』17日まで。 「東京都写真美術館」 http://www.tokyo-photo-museum.or.jp/

11/01 <隔週英会話。>

英会話の金曜日。

最近、英会話が隔週化してる。つまりは、一週間おきにサボってる.....。

先生に、満面の笑みで「今日は来てくれてありがとう。」と、言われては、、、返事に窮してしまう。。。

今日は何を学んだか。う〜ん.....。

来週はちゃんといこ。


紅茶でも飲みましょう。
「今日は紅茶の日」 http://www.tea-a.gr.jp/day/day.html

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