NAKAMOTO PERSONAL WEB SITE
- diary(2003/01)
2月へ 01/31 <キノコ> 近頃、多忙。
日記も疎かになりがちです。。。あー、いそがしい、いそがしい。
「ぼくの知っているあの星に、赤黒っていう先生がいてね、その先生、花のにおいなんか、吸ったこともないし、星をながめたこともない。だあれも愛したことがなくて、していることといったら、寄せ算ばかりだ。そして日がな一日を、きみみたいに、いそがしい、いそがしい、と口ぐせにいいながら、いばりくさってるんだ。そりゃ、ひとじゃなくて、キノコなんだ。」(『星の王子さま 』)
01/30 <めだかのがっこ。> 「メダカワールド」 http://www.medaka-mark.com/world/
01/29 <残業> 7時に出社して、21時まで。。。(>_<)
満身創痍。
01/28 <新聞の功罪> 曽野綾子、『透明な歳月の光』より。
「お先棒担ぎは世界の笑い物」
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/moyo/2003383/20033831.html
「新聞はあくまで事実の報道といふ形で、国民を一定の方向へ追ひやることができますが、さらにその限度を超へて、最初から『世論はこうだ、こうだ』と国民の頭上におつけかぶせていくとなると問題です。」
(福田恒存『日本人への遺言』文春文庫)01/27 <吹雪> 東京へ転勤のサッカー仲間の送別会。
帰りに駐車場で雪に埋もれました。。。(>_<)
おやすみなさい。01/26 <Australia> 今日は、" AUSTRALIA DAY "。
オーストラリアの建国記念日です。
「Australia Web」 http://www.australia.or.jp/行きたいな。。。
01/25 <生と没> 1874年の今日は、サマセット・モームの生れた日、だそうです。
「毎日、自己のきらいなことを二つずつ行うのは魂のためによいことだ。」
「苦労が人間を気高くするというのは、事実に反する。幸福が時にはそうすることはあるが、苦労はたいてい、人間をけちに意地悪くするものなのだ。」
こちらは武井武雄の挿絵です。→ 『九月姫とウグイス 』(岩波の子どもの本)
1212年は法然上人の命日でもあるようです。「月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の こころにぞすむ」
「浄土宗」 http://www.jodo.or.jp/
01/24 <本> 夕方に書店で、本を4冊購入。
『幸福な王子 ─ ワイルド童話全集』オスカー・ワイルド(新潮文庫)
けど、読む余裕がない。。。01/23 <雪だるま> 「完璧な雪だるまの作り方。」 http://www.cnn.co.jp/showbiz/K2003012300474.html
(ニンジンは雪だるまにとって、不可欠な物なので注意する。)
だそうです。。。
「スノーマン」 http://www.thesnowman.co.uk/
「ノースマン」 http://www1k.mesh.ne.jp/senshuan/top.html (^^ゞ01/22 <Abbey Road> 「禁煙派圧力でアビイ・ロードの写真を変造」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030122-00001026-mai-soci僕はタバコを喫まないけれど、ここまでするのはいかがなものか。。。
「こう一方的にかたよるのは、いつの世にも排すべきで、自己自らを愚弄することにほかならない。」(安吾)
「自分だけの正義といふものはなく、正義はつねに主張のうちにある。相手のため、他人のためと言つたところで、どうしても人を強制することになる。」(福田恒存)
閑話休題、「アビイ・ロード」。事実上のビートルズ、ラストアルバム。
ポール死亡説が巻き起こるほど、あまりにも有名なCDジャケット。(ポールだけが裸足で。。。)
“ヒア・カムズ・ザ・サン”、“サムシング”と、ジョージ・ハリスンの活躍が光ります。
オススメ。
「壁紙」 http://www.btinternet.com/~digital.wallpapers/beatles_abbey_road.htm01/21 <今日じゃないけど。> ←通勤の風景。
01/20 <「大寒」> 寒いっ。。。
01/19 <修復作業> パソコン(ルータ)の調子が悪くって、てこずった。
眠い。。。
01/18 <満腹> 今日はお休み。
日中に職場の先輩方に焼鳥を食べに連れて行ってもらった。
夜には来期のレース車両を提供して下さるNさんにお寿司をご馳走になりました。
ごちそうさまでした。
満腹です。
01/17 <珍走団> これ面白い。→ 「珍走団とお呼び」 http://chinsou.hp.infoseek.co.jp/
“暴走族”を“珍走団”と呼ぼう、という運動らしいです。
敢えてカッコ悪い名前で呼んで、若者の興味をそいじゃいましょう。ということらしいです。
新聞の見出しやテレビのニュースで、“珍走団”って出たら恥ずかしいと思う。。。(^^ゞついでに、ストーカーは変質者。援助交際は売春、って直しちゃえばいい。
01/16 <鑑真和上> 754年の今日は、唐の高僧、鑑真和上が来日した日だそうです。
仏教の戒律を伝えるために、5度の渡航失敗。失明を乗り越えての来日です。
天平文化の中心たる、唐招提寺を建立したことでも知られています。芭蕉には、鑑真和上坐像を詠んだ、こんな句があります。
「若葉して御目の雫ぬぐはばや」
(わかばして おんめのしずく ぬぐわばや)
「国宝 鑑真和上展」 http://www.tbs.co.jp/p-guide/daiji/event01/index-j.html
「GANJIN-鑑真和上と世界の写真展」 http://www.tbs.co.jp/p-guide/daiji/event02/index-j.html
「唐招提寺プロジェクト2010」 http://www.tbs.co.jp/p-guide/daiji/top/01/15 <重力=光速> 「アインシュタインは正しかった」 http://www.cnn.co.jp/science/K2003010900086.html
01/14 <人生の基本原則> 10日の産経新聞に曽野さんのエッセイが載っていた。
「食品の“ごまかし”−人生の基本原則揺るがす」
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/moyo/2003375/20033751.html「すべて人生のことには、基本原則というものがある。嘘はいけない、盗みは恥だ、というようなことである。それでも人間は、時には嘘をつくだろうが、その時は結果を自分で引き受けるのを承知でつくのだ。」
「個人がその責任において、基本原則を、犯したり、歪めたり、遵守したり、薄めたり、煮詰めたりして生きる時、初めて人間はその厚みを増す。」
欣快。
01/13 <ルドルフさん> 風邪みたい。
はなみずと、くしゃみと、けだるさ。
鼻のかみすぎで、鼻がひりひり。。。
薬飲んで、早く寝ます。
「あかはなのルドルフ」 http://www.e-codomo.com/lib/00000015/00.htm01/12 <『マキアヴェッリ語録』U> 「 君には、次のことしか言えない。
ボッカッチョが『デカメロン』の中で言っているように、
「やった後で後悔するほうが、やらないことで後悔するようもずっとましだ」
という一句だ。
今日君が享受している恋することによって得られる喜びは、明日になればもう受けられないものなのだよ。それを受けているきみは、わたしにすればイギリスの王よりもうらやましい。」01/11 <運命に就いて。> 「 力量に欠ける人の場合、運命は、より強くその力を発揮する。
なぜなら、運命は変転する。国家といえども、運命の気まぐれから自由であることはむずかしい。
だから、誰か古代の実例に深く思いを馳せる人物があらわれて、古代のローマ人をまね、つまり頼れるのは自力のみということに目覚め、運命が自由勝手にふるまうのを牽制する必要があるのだ。
でなければわれわれ人間は、いつまでも運命の命ずるままに流されてしまうことになるだろう。」01/10 <SNOW FESTIVAL> 着々と、準備が進んでおります。(2月5日〜11日)
雪像、作っとります。↓(ライブカメラあれこれ)
「大通10丁目」 http://www.stv.ne.jp/webcam/ohdori10/index.html
「大通7丁目」 http://www.hbc.co.jp/snowfes2003/live-cam/live-cam2003.html
「テレビ塔から見た大通公園」 http://www.tv-tower.co.jp/live_camera.html
「第54回さっぽろ雪まつり」 http://www.snowfes.com/
「北海道新聞 さっぽろ雪まつり」 http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=007001/09 <哀切の言> 東京オリンピック銅メダリスト、円谷幸吉が亡くなった日。
メキシコ・オリンピックでの金メダル期待の重圧に耐え切れず1968年の今日、27歳の若さで自殺。彼の遺言は、三島由紀夫、川端康成らが絶賛。川端は「千万言もつくせぬ哀切である」と評した。
そして、後に彼ら自身も自らの命を絶つこととなる。。。
「円谷幸吉の遺言」 http://www004.upp.so-net.ne.jp/kuhiwo/dazai/isyo/tsumuraya.html
「円谷幸吉」 http://www.nikkansports.com/sydney/rensai/tsuburaya1.html
「死ぬることは簡単だが、生きることは難事業である。僕のような空虚な生活を送り、一時間一時間に実のない生活を送っていても、この感慨は痛烈に身にさしせまって感じられる。こんなに空虚な実のない生活をしていながら、それでいて生きているのが精一杯で、祈りもしたい、酔いもしたい、忘れもしたい、叫びもしたい、走りもしたい。僕には余裕がないのである。生きることが、ただ、全部なのだ。」(安吾『青春論』)01/08 <もののかたり> 今日は久し振りに本屋に寄ってきた。
気になっていた3冊を購入。
神話も童話も、長く語り継がれる物語には大切な何かがある。世界名作選には、ぼくの好きな童画家、武井武雄の挿絵と漫画も載っています。
「銀貨社」 http://www.mars.dti.ne.jp/~ginka/
「銀貨社 武井武雄の世界」 http://www.mars.dti.ne.jp/~ginka/takei/takei02.html
「イルフ童画館」 http://www.city.okaya.nagano.jp/ilf/
お金に余裕があれば、やっぱり文庫版よりも単行本がオススメ。
『世界名作選〈1〉日本少国民文庫』・『世界名作選〈2〉日本少国民文庫』01/07 <人日の節句> 春の七草、言える?
せり、なずな、ごぎょう、はこべ、仏の座、すずな、すずしろ。
「人日」 http://www.ningyo-kyokai.or.jp/sekku/jinjitu/jinjitu.html01/06 <良寛忌>
「きみにかく あひ見ることの うれしさも まださめやらぬ 夢かとぞおもふ」(貞心尼)「夢の世に かつまどろみて 夢をまた 語るも夢も それがまにまに」(良寛)
今日は良寛忌。「良寛と貞心尼」 http://www2.tokai.or.jp/mm/index.html
「良寛ミュージアム街道」 http://www.hrr.mlit.go.jp/chokoku/library/ryoukan/izunaga.html01/05 <『草枕』> 「 山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束(つか)の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」
1867年の今日、夏目漱石が生れました。01/04 <時の末尾> Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow
Creeps in this petty pace from day to day
To the last syllable of recorded time.─ William Shakespeare (1564-1616) "Macbeth"
明日、また明日、そのまた明日と、日一日。
忍ぶ足取り小刻みに、
時の末尾に進み行く。
(ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』)01/03 <風に吹かれて> 年末年始にたまってきたビデオを観てた。
暮れにやってた、『そして音楽が始まる』 http://www.tv-tokyo.co.jp/ongaku/
ボブ・ディラン、“「風に吹かれて」の巻”。改めて気付く。
40年も前の曲なんだ。。。
「 どれだけ道を歩いたら
一人前の男として認められるのか?いくつの海を飛び越えたら
白い鳩は砂で安らぐことができるのか?何回弾丸の雨が降ったなら
武器は永遠に禁止されるのか?その答えは、友よ、風に舞っている
答えは風に舞っている
何年山は存在しつづけるのか
海に洗い流されてしまう前に?何年人々は存在しつづけるのか
自由を許されるまでに?何度人は顔をそむけ
見ないふりをしつづけられるのか?その答えは、友よ、風に舞っている
答えは風に舞っている
何度見上げたら
青い空が見えるのか?耳がいくつあったなら
為政者に民衆の叫びが届くのか?いくつ命が失われたなら分かるのか
あまりに多くの人々が死にすぎたと?
― BOB DYLAN "Blowin' in the Wind"01/02 <突貫!> 「ドキュメンタリードラマ 幸田家の人びと」、面白かった。
http://cgi2.nhk.or.jp/pr/bangumi/omoban/o0102.shtml#04「 身には疾(やまい)あり、胸には愁(うれい)あり、悪因縁(あくいんねん)は逐(お)えども去らず、未来に楽しき到着点(とうちゃくてん)の認めらるるなく、目前に痛き刺激物(しげきぶつ)あり、慾(よく)あれども銭なく、望みあれども縁(えん)遠し、よし突貫してこの逆境を出(い)でむと決したり。」(幸田露伴『突貫紀行』)
海舟、露伴を評して曰く、
「 小説もたいくつなときには、読んでみるが、露伴という男は、四十歳くらいか。あいつなかなか学問もあって、今の小説家には珍しく物識りで、少しは深そうだ。聞けば、郡司大尉の兄だというが、兄弟ながらおもしろい男だ。」 (勝海舟『氷川清話』 )01/01 <過去と未来と今> 日野原さんと、寂聴さんの対談を録画で観てた。
「『命をみつめて』〜日野原重明と瀬戸内寂聴の対話〜」
http://cgi2.nhk.or.jp/pr/bangumi/omoban/o1231.shtml#08
番組での言葉。「今は過去」 過去の私が今の私を作った。
「未来は今」 今の私が未来の私を作る。
人間は必ず死ぬ。大事な人、愛する人、そして自分も、明日には死ぬかも知れない。だからこそ今が大切。
今を大切に生きなくてはいけない。いつ死んでも悔いのないように今を生きなくてはいけないのだ。
明日は、これ観てみよ。
「ドキュメンタリードラマ 幸田家の人びと」
http://cgi2.nhk.or.jp/pr/bangumi/omoban/o0102.shtml#04
21時35分から。
明けましておめでとうございます。12月へ