カイロ→マルサ・マトルーフ→サルーム
3月27日(月)

●カイロ
この日も朝6時前に起床、朝食。

いつもながら、皆既日食ツアーはきつい。
当初明日が下見の日ですが、なんでもエジプト政府の規制のため、前日の観測地への立ち入りはできそうにないという。
それなら、前々日に行っちゃえってことになって、予定より早くカイロを発つことになりました。
すると、同じホテルに泊まっていた他の団体ツアーと行動を一緒にすることになり、バスにはセキュリティのエジプト人が乗り込むし、なんだか様子がいつものツアーとは少し違う・・・。

カイロは8時出発。

郊外に行くと、あたりは砂漠、というよりは荒野。
なんとか農業をしようと所々ナツメヤシを植えているそうです。
農家は、鳩を飼っていて、料理するんだとか。エジプトの鳩料理は有名らしいです。このツアーでは食べませんでしたが。
カイロを出てしばらくすると、イタリア人やドイツ人の大きな慰霊碑がありました。
第二次世界大戦の戦死者とか。
その辺りが、「砂漠の狐」といわれた
ロンメル将軍のドイツ軍とイギリス軍がぶつかった戦場跡らしい。

そんな近年の歴史にも触れつつ、それでもただ荒野をバスが100km以上でつっぱしって行く。

途中のトイレ休憩で、いかにもアラビアンな親子(?)をぱちり。
父ちゃんは水煙草を吸ってますね。

200604260001_25
道の所々に休憩する食堂のようなところがありますが、どこもこの水タバコのパイプは置いてあります。
思い思いに選んで使うんでしょうか。口をつける物ですからね・・・エジプト人は他人が使った物でも気にしないんでしょうか?

●マルサ・マトルーフ
マルサ・マトルーフに着いたのは13時過ぎだったかな。
8時間かかると言われたけど5時間ぐらいでした。かなり運ちゃんとばしたみたい。
大急ぎで、大きな白身魚の揚げ物の昼食をとって、即、サルームへ。


●サルーム
そもそもカイロの天気もよくなかったのですが、サルームについてビックリ。
200604260001_26
エジプトの荒野に水たまり。ありえない・・・

午前中にかなり降ったそうです。
しかもかなり寒い。半袖では少しつらい。

200604260001_27
しかし、ここがあさっての観測場所なんですけど。

あさって大丈夫か・・・と不安に思いながら、沈む夕日を眺めたのでした。
ちなみに、この方向がリビアl国境です。

200604260001_28

この後、ぬかるみにバスがハマって立ち往生してしまいました。
かなり水はけが悪そう。

エジプトを選択して少し後悔をした瞬間でした。