カイロ→マルサ・マトルーフ→サルーム
04/05/06 17:28
3月27日(月)
●カイロ
この日も朝6時前に起床、朝食。
いつもながら、皆既日食ツアーはきつい。
当初明日が下見の日ですが、なんでもエジプト政府の規制のため、前日の観測地への立ち入りはできそうにないという。
それなら、前々日に行っちゃえってことになって、予定より早くカイロを発つことになりました。
すると、同じホテルに泊まっていた他の団体ツアーと行動を一緒にすることになり、バスにはセキュリティのエジプト人が乗り込むし、なんだか様子がいつものツアーとは少し違う・・・。
カイロは8時出発。
郊外に行くと、あたりは砂漠、というよりは荒野。
なんとか農業をしようと所々ナツメヤシを植えているそうです。
農家は、鳩を飼っていて、料理するんだとか。エジプトの鳩料理は有名らしいです。このツアーでは食べませんでしたが。
カイロを出てしばらくすると、イタリア人やドイツ人の大きな慰霊碑がありました。
第二次世界大戦の戦死者とか。
その辺りが、「砂漠の狐」といわれたロンメル将軍のドイツ軍とイギリス軍がぶつかった戦場跡らしい。
そんな近年の歴史にも触れつつ、それでもただ荒野をバスが100km以上でつっぱしって行く。
途中のトイレ休憩で、いかにもアラビアンな親子(?)をぱちり。
父ちゃんは水煙草を吸ってますね。
道の所々に休憩する食堂のようなところがありますが、どこもこの水タバコのパイプは置いてあります。
思い思いに選んで使うんでしょうか。口をつける物ですからね・・・エジプト人は他人が使った物でも気にしないんでしょうか?
●マルサ・マトルーフ
マルサ・マトルーフに着いたのは13時過ぎだったかな。
8時間かかると言われたけど5時間ぐらいでした。かなり運ちゃんとばしたみたい。
大急ぎで、大きな白身魚の揚げ物の昼食をとって、即、サルームへ。
●サルーム
そもそもカイロの天気もよくなかったのですが、サルームについてビックリ。
エジプトの荒野に水たまり。ありえない・・・
午前中にかなり降ったそうです。
しかもかなり寒い。半袖では少しつらい。
しかし、ここがあさっての観測場所なんですけど。
あさって大丈夫か・・・と不安に思いながら、沈む夕日を眺めたのでした。
ちなみに、この方向がリビアl国境です。
この後、ぬかるみにバスがハマって立ち往生してしまいました。
かなり水はけが悪そう。
エジプトを選択して少し後悔をした瞬間でした。