各名門ブランド ピンボール・リスト

Stern Pinball/2021

マンダロリアン(Pro版)

原題Star Wars The Mandalorian(Pro)
製作年度2021年
ブランド名スターン・ピンボール
メーカースターン・ピンボール・インコーポレイテッド
スタッフゲームデザインチーフ:ブライアン・エディー/設計開発チーフ:ドワイト・サリヴァン/メカニカルエンジニア:トム・コペラ/美術チーフ:ランディー・マルチネス/音楽:ジェリー・トンプソン/アニメーションチーフ:ポール・チャーマンキット/CGディレクター:チャック・アーヌスト/ストーリーボード作画:トム・カイズヴァート/テクニカルアーティスト:オリヴィア・ジェンセン、デヴィッド・リスコーヴィック/ヴォイススピーチ:カール・ウェザース
標準リプレイ点数
備考
▲殆ど「真昼の用心棒」の様なバックグラスアートワーク。美術班は意図的に西部劇タッチにした ▲本家の音楽家ルドウィク・ゴーレンソンは楽器なら何でも弾けてしまう天才で、彼の映画音楽アプローチを窺うことが出来る貴重な体験だった―――とはJトンプソンの談
▲この3枚バンク完成+右リターンで始まるハンターモードも袖に出来ない。賞金を稼ぐとファウンドリーでEx.リットやフィールドXが買える ▲急勾配左ランプレーンからのバックパネルの開通が素晴らしい。Encounter有効時はディヴァーター作動によりミニフィールドへ落とされる
▲スターンは本作をきっかけに10年同社に貢献していたトム・コペラをメカエンジニア長として正社員にした。今後彼はメカ部,ホワイトウッド部,材料部を率いる ▲CHILDトップレーン。通からすればとても巧い構造。1本は左オービット兼用だし、実働ランダムなミステリーフィーチャーとしての使い方も楽しい。
▲フィールド下部。マンドーが殆ど子連れ狼のようだ ▲プラスチックランプレーンの交差が美しい。意外にもPre版,LE版の方が金属ワイヤーに換えられている
▲一応ちびヨーダの着せ替えは可能だが、コートの下の本体はそんなにリアルに作っていないよ、とのこと ▲サイドキャビネットのアートも益々'60年代マカロニウェスタン風。OジェンセンとDリスコーヴィックの功労だ。

― COMMENTS ―
●スターンピンボールのマンダロリアンの話に入る前に、標準キャビネットサイズ,またはそれに準ずる規模で実機ピンボール化された歴代スターウォーズ機種を挙げてゆきたい。


【1980年】ハンキン社「帝国の逆襲」/オーストラリア製、日本国内未発売
●正規ライセンスによるSW初ピンボール化だったが、たった350台しか造られなかった。当時の大手バリー社とウィリアムス社のデザインを手本とした力作だったが、テレビゲームブームの急伸によりメーカー側が製造を止めた。

【1987年】ソニック社「スター・ウォーズ」/スペイン製、日本国内未発売
●アートもデザインも見るからに粗略で、内容も全く面白くなかったそうだ。

【1992年】データイーストピンボール社製「スター・ウォーズ」/国内販売 データイースト
●初めて大手が作ったSWピンボールで、まとまった日本国内販売も有り。日本ではこのデコ版が最も有名。ゲーム性のクオリティは及第点。

【1997年】セガピンボール社製「ザ・スター・ウォーズ・トリロジー〜スペシャル・イディション」/日本国内未発売
●同年の「特別編」リバイバルの機運でピンボール化。意外な佳品だが、込み入った事情により日本国内では未発売に終わった。

【1999年】ウィリアムス社製「スター・ウォーズ エピソードT」/国内販売 タイトー
●55間年続いたウィリアムスピンボール最後の機種。同社が業績悪化にあせって出した奇形的な特殊筐体。評価も低い。半コンテナ(30台程度)しか輸入されず、都心部のタイトー店舗でしか見かけなかった。

【2017年】スターンピンボール社製「スター・ウォーズ」/国内販売:ホットトイズ
●現4,5,6、旧三部作を基に再三ピンボール化。プレイヤー評は微妙。日本で久しぶりにディストリはあったがアーケードへの販路は無かった。

【2019年】スターンピンボール社製「スター・ウォーズ 〜オリジナル・ホーム・イディション」/日本国内販路無し
●4499$で家庭用に発売した標準キャビネットピンボール。但しプレイフィールドのホワイトウッドは過去商品の使い回し。


 また、2017年スターン版にはリミテッド/プレミアム/Pro……とバージョン違いが3機種存在。
 更に2019年ホームイディション、つまり家庭用機種では同じプレイフィールド,同じゲーム内容で実質的に同機種ながらアート差し替えバージョンがあと3つもある。

 近年さらに拍車がかかったこの事態は尋常ではない。なぜこうも懲りずにSWのピンボール化が繰り返されるのか。

 これはピンボールの作り手とコレクターにおいてスターウォーズ人口がとても高く、尚且つメーカーに許諾を与えるライセンサー側もピンボール産業への信頼性が高いことを物語っている。

 現場においては、ピンボールメーカー側が制作チームに“SWのライセンシング獲れたぞ!?”と報告すれば、手を付けていた企画を全部流し、開発チームメンバー満場一致ですぐに取り掛かってしまうくらい。

 実は今回もそう。
 主要メンバーの一人でソフトウェアチーフのドワイト・サリヴァンはリアルタイムの1977年、ファンクラブ《The Church of Star Wars》を創設したメンバーの一人だという。
 チーフデザイナーのブライアン・エディーも、いつもサリヴァンばかりにSWやスタートレックの仕事が回って来るのが羨ましかったそうだ。

 そんな訳でSW番外TVシリーズ「マンダロリアン」。好評の1st.シーズンが幕を下ろし、2nd.シーズンが始まる前の時点で早速ピンボール化が決まったスターン社製モデルが本作である。

 同社は前述のように、デコ資本時代にも、セガオーナー時代にも、更にほんの数年前にも、繰り返しSWをピンボール化している。
 もはやお家芸と言ってもいい。

 日本ではプレイヤー各位におなじみ大阪心斎橋BigStep3F《SilverBallPlanet》にPro版が入荷(現在1FAsteroidに移動)。
 プレイフィールドもバックグラスも、デザイン及びアートワークは珠玉の仕上がりで、一見の価値大あり。
 比較的落ち難く、フィーチャーひとつ始まるのも簡単で、進行も分かり易く配した機種。是非プレイしてみよう。


 フィーチャー詳細にも触れておきたい。フィールド盤面上ではカテゴリ毎に色分けしてくれているので頭に入って来やすいだろう。

【マルチボール/レイザークレスト/緑カテゴリ】
●重要関連個所:中央レーン
 中央ショットでボールがぐるっと旋回して左フリッパーに向かって戻って来る気持ちの良いコース。入口に通過をセンサー感知する振り子プレートが付いてるのも楽しい。
 ショット回数ノルマをこなすとドカンとマルチボールが始まる簡明さが爽快で、[ジェットパック]マルチ、[アイススパイダー]マルチ、[パイレーツ]マルチと種類も豊富。高額ハリーアップが掛かるのもココ。
 3種のマルチボールと2回のハリーアップを修了すると、レイザークレスト号緊急脱出劇の20分制限長丁場プレウィザードが物々しく始まったのには驚いた。完勝すると宇宙船炎上をバックに収益トータル額がカウントされる演出にはしばし陶然。

【ミニゲーム/ミッション/黄色カテゴリ】
●重要箇所:左スクープホール、右ランプレーン
 左スクープで45秒制,黄色点滅をやっつける5つのミッションが課される。Mission2のツタンカーメン兄さんもカッコイイけど、最後まで完勝するとひょろながロボットとマンドーのコンビが扉を破ってちびヨーダと初めて出逢うシーンが見れるMission1がドラマチックでよろしい。
 各ミッションには落第のやり直しペナルティーが無い。勿論ボーナスは高いが完勝クリア必須ではないので、無視して他のフィーチャーにかまけるのもOK。ミッション再点灯は右ランプレーン。
 全ミッション修了後のプレウィザードはちびヨーダ奪還。前半シングルボール勝負なので難しい。

【ミニフィールド/エンカウンター/赤カテゴリ】
●重要箇所:急勾配左ランプレーン、右奥ミニフィールド
 右奥ミニフィールドで点滅ターゲット撃ち落とし。本編での3つの襲撃エピソードを3段階レベルになぞらえてある。
 このミニフィールドの概念自体ありきたりで、合格ランクアップ目指して延々と繰り返し入場が課せられる。苦行みたいだ。
 但しエンカウンター3本全てこなして開始できるプレウィザードは、3つの中では一番面白かった。ひょろながロボットくんが大活躍。シングルボールと2ボールマルチでうまく場面転換し、作劇を巧みに表現している。

【最終ウィザード/This is The Way】
 例えるならWMSバリーの名機種「トワイライトゾーン」のLostInTheZoneの1分制限マキシマムマルチボールが3連続勃発するようなグランドフィナーレ!
 開始はシングルボールで、課役をこなすと合格、マキシマムマルチボールへ。これが立て続けに3フェーズも楽しめる。
 ただ、LCD演出が本編ハイライトばっかりだったり、かなり頑張ったのにトータル1億数千万程度で大して稼げなかったり等、マニアの不満は少なくなさそう。
 尚、3色プレウィザードを全て熟したからと言ってすぐリーチとなる訳ではなく、全メジャーショット点滅をやっつけて、やっとスクープにThisIsTheWayが掛かる……という意地悪な通せんぼがある。


 他、トップレーンがランダムボーナス項目となる非ソフトウェアの実働ミステリー[チャイルドミステリー]
 青の左リターンレーン点灯通過で対角の青色点滅3か所をとっさに仕留める[スコープ]
 茶色の右リターンレーン点灯時通過で発動する時間制の賞金稼ぎモード[バウンティーハンター]
 そのお金で色々とアイテムがお買い物出来る[ファウンドリー]

 ……等々、面白いフィーチャーが盛沢山なのだが、ウィザード必須項目ではないので割愛。

 ただ、スマートボタンの使い方だけはご注意。
 適当に押してはいけない。5秒間長押しすること。
 デフォルト装備の火炎放射器により、全メジャーショットレーンが炎上、その時のヴァリューは2Xだ。マルチ開始時やスーパージャックポットが掛かった時に活用しよう。
 尚、アイテムお買い物で火炎放射器は追加できるし、マルチ中スマートボタンアドアボールやMissionスマートボムも買えるぞ。ボタン効能は火炎よりそちらが優先で消費される。
 手持ちアイテムの有無はLCDのアイコンで確認しよう。


 さて筆者の総合評価は、5点満点で3点。これだけプレイフィールドとルールセットが良く出来ている割に厳しいが、減点要素も少なくない。

 作り手側ご自慢のEncounterミニフィールドが凡庸。ちっとも爽快感が無い

 暑苦しさとセセコマしさの宿命があるミニフィールド自体妙手とは言えないし、もし設えるとするなら「ホワイトウォーター」「エアロスミス」のようにスカッと打ち通せる脱出口を空けるべきだ。
 通に笑われた「スーパーマリオブラザーズ」のミニフィールドでさえ、ランプレーンとVUKホールの2口もの開通を施してある。

 ところがマンダロリアンEncounterのミニフィールドは、へなへなとドレインする以外に出口が無い!これではストレスフルだ。
 そんな窮屈ミニフィールドに、何度も入場させて煩雑な勝負を繰り返し強いるなんて苦行でしかない。はっきり言ってつまらない。

 但しLE版やプレミアム版ではミニフィールドが横軸回転して屹立するという“重力変動”メカギミックが施されており、Pro版とはまた異なるゲーム性を生んでいる。
 しかしそこを考慮にいれても、この陳腐さは致命的である。

 せっかくゲーム構成がダイナミックにトータライズされていても、このEncounterが足を引っ張ってバランスを崩している。

 もうひとつ吟味していて興ざめなのは、LCD演出における本編映像の転用。
 文字通り取って付けただけの、1回見たら十分飽きる切り貼りのような映像運びは冗長。いちいちボースボタン操作スキップすら面倒。これでは盛り上りも感動も半減。

 胸を打つほど美麗で幻想的なオリジナルCGで心を揺さぶる「レッドツェッペリン」や、既存映像を一切使わず一から描いた「ティーンエイジミュータントニンジャタートルズ」の快活なアニメーション等、省略操作などさせずに思わず見惚れてしまう各スターン最近作。
 それらの映像と比べると尚更見劣りは否めない。

 ただ本機種にもピンボールスタッフによるオリジナルアニメーションが随所にあって、一瞬気付けないくらいよく馴染んでいる。ならば全般を描き下ろして欲しかったのだ。

 この手法は同デザインチーム前作「ストレンジャーシングス」でも不興を買っている。
 大量の本編パッチワークはもう御免被りたい。

 ただ、そんな本編映像に依存した演出ではあるものの、各マルチボール時の盛り上がりは迫力有り
 特に音楽・サウンドの仕上がりは素晴らしく、スーパージャックポットに準えた空中戦の大激突は迫力満点。スターン専属のサウンドエンジニア ジェリー・トンプソンの功労だ。

 ウィザード包摂下にあるものと無いものを呼応させながら、プレウィザード・最終ウィザードを目指すトータル感は流石。
 あれだけ詰め込んでおきながら中央と左右ループをうまく開通させて圧迫感を避けたプレイフィールドデザインもお見事。

 全フィーチャーのショット工程が膨大で、ファイナル到達まで1時間以上という長丁場だが、それゆえ球が落ちにくい上、版権のSW及びマンダロリアンがビッグネームなので人にも勧めやすい。

 客観的に見れば良作だ。

 何より、無骨な中世騎士風主人公が子連れ狼状態でSF西部劇―――というこの設定。SW嫌いの筆者にとっても魅力的である。

 “いっつもエンカウンターが最後に残る!”と文句垂れつつ、意地になりながらもファイナルまで到達。
 一か月ほど没頭出来て楽しかった。


 さて、メイキングやインタヴュー資料音声を起こしてみると、スターン側スタッフは本当にみんなSW及びマンダロリアンが大好きなようだ。
 またルーカスフィルム/ディズニー側にとってもスターンピンボールへの許諾は今や顔パス状態。
 ライセンシング業務はスムースだった模様。

 ジャージージャックやスプーキーが毎回許諾に苦慮しているのとは対照的に、スターンにはマンダロリアンの本編映像と音楽がパッケージごと、豊潤に提供されている。
 キャラクターや肖像使用の制限にも一切悩まされていない。

 齟齬を避けるべく毎週まめにミーティングを重ねたディズニー側はスターンに対して決して高圧的にならず、いくつかのアイディアすら提供してくれたほど。
 本家総監督のジョン・ファヴローと主演のペドロ・パスカルにも話が行き、色々と協力してくれたというのだから頼もしい。

 撮影当時71歳だったグリーフ役の俳優カール・ウェザースに至ってはヴォイススピーチレコーディングを快諾
 ピンボールに熱中した経験もあるそうで、演技は勿論ピンボール用コールアウトの要領もバッチリ。

 “まさか14の時に映画館で観た「ロッキー」出演俳優と仕事でコラボできるとは夢にも思わなかったよ!”
 とは音楽チーフ ジェリー・トンプソンの談。

 一方2大リーダーであるブライアン・エディードワイト・サリヴァンは色々と口煩いSWマニア。

 特にサリヴァンは、元来のスターウォーズテイストがすっかりディズニーライズされてしまったマンダロリアン自体に色々と思うことも突っ込みたい所もあったものの、そのクオリティの高さと面白さにすぐ魅了され、エピソードを重ねる度に世界観がSW本舗へ通底してゆく符牒合わせの快感に喚起の声を上げながら放映に齧りついた。

 先ず最初に2人が取り掛かったのはEncounter重力変動ミニフィールド装置。

 ウィリアムス製「JM」の様なマグナキャッチグローブ入場案は没になったものの、本編を象徴させたようなミニフィールドの構造とルールは、ホワイトウッドに取り掛かる最初の主軸として据えた。
 筆者は酷評せざるを得なかったが、フラットなPro版も含めて作り手側は満足のゆく仕上がりとなったようだ。

 また、トイフィギュアも既製品の転用は無く、全てスターン社オリジナル。
 宇宙船はLED内蔵で光るし、ちびヨーダは愛らしい。
 尚このちびヨーダのコートはその気になれば着脱可能で、着せ替えが遊べるとか、遊べないとか……。

 ただ、ディズニーは当時制作中のテレビ2nd.シーズンの内容についてはリークを恐れ、スターン側に何も教えることが出来なかった。
 それでも忍びなさそうに
 “うーんそうだね、大物が登場するかもしれないから、すぐに追加出来るよう余裕持っておいた方がいいよ”
 とだけ囁いた。

 そしていざ2nd.放映が始まるいと、“そうか!これか!”とスターン側スタッフは膝を打つ……なんて一幕も。

 尚、制作環境は時節柄ロックダウン期間となってしまったが、最新技術のシンクタンク集団であるスターン社なら問題なし。
 むしろ家族やペットも背後から登場する全員集合リモート会議は通常より楽しかったそうで何より。
 どうしても1st.チームとの壁が出来る2nd.チームのトム・カイズヴァートは、この度の制作環境により他のスタッフとの交流が深まり、リモート会議の時間まで待ちきれないほどだったと語っている。


 最後に本作チーフデザイナー ブライアン・エディーについても触れておくと。

 おのずと知れたウィリアムスピンボールの晩年の傑作「アタックフロムマーズ」「メディーヴァルマッドネス」という2機種の金字塔を打ち立てた伝説のデザイナー。
 にも拘わらず、直後ピンボール開発部門を去ってしまったという謎めいた経歴も持っている。

 その理由を当人に問うと、
 “あの2作の評判は後年蓄積されていったもの。当時のウィリアムスは作った僕に対し、それが売れたか売れないかの評価を突き付けた。それに失望してピンボールの開発から退いたんだ”
 と答えている。

 しかし現在ブライアンは前作「ストレンジャーシングス」でピンボール業界にカムバックを果たし、スターン社のピンボール開発にいそしんでいる。
 そして帰って来てくれた理由をこう語っている。

 “ピンボールには誰かが求めるものが何かしら入っている。非常に多くのことが実現出来る。だからここに戻って来た”

 そう。ピンボールにはメカも電気もあるし、ソフトもハードもあるし、建築学も物理も化学も数学も、屋内スポーツ要素だってある。
 ヒーローもコミックも、映画もSFも、アートもフィギュアもトイもビデオゲーム要素も、RPG要素やボードゲーム的ゲーム性すらある。

 人々が求めるものが、全部入っているのだ。


▲ビデピンのZENもマンダロリアンを発表したが“ZENの連中とは直近会ったが何も言ってこなかったぞ?一切影響は受けてないね” ▲当時プログラミングに携わったモータルコンバットのピンボール化企画は無いのかとも訊かれたブライアン。“今のところは無いな” ▲このミニフィールド、毎回ボール落下の動向が異なる!フリッパーの切っ先にもかすらずに落ちることも。難しいのではなく理不尽だ
▲込み入った割にはどれも比較的入れ易い。特にスクープはEx.やミッションが掛かる重要箇所。バックハンドで狙うと入れ易い ▲意外にもサリヴァン,エディ,コペラが組んだのは前作ストシンがが初めて。ただしお互いの技能も人柄も良く分かっていた ▲Prem,LE版では宙返りスクープランプだった箇所がPro版ではミニループに変更。でもこっちの方が通り易くて快適
▲左アウト/リターンレーン近辺。メチャ打ちしてスリングショットで暴れさせなければ、決して怖い箇所ではない ▲ランディ・マルチネスがピンボールアートを手掛けるのはこれで2作目。“抜擢された時はとても嬉しくて、秘密にするのが辛かった” ▲最後は右アウト/リターンレーン近辺のアップで。Bエディーは他社への移籍を言外に匂わせているが……次回作は果たして。

(2022年6月28日)